猫はどんな子でもとってもかわいいですが、今回は誰もが耳にしたことがあるであろうアメリカンショートヘアについてご紹介したいと思います。
アメショーは特徴的な縞模様があり、昔から現在に至るまで長年人気の品種です。
人になつきやすく初心者でも飼いやすいと言われていて、猫を飼いたいとなった時に候補に挙げられる方も多いのではないでしょうか?
でも一緒に暮らすとなれば、どうやって育てたらいいの?注意点はある?・・・と知りたいこともいろいろ出てきますよね。
私はアメリカンショートヘアを2ヶ月弱で迎え入れ、現在は10ヶ月になろうとしています。
今回はアメショーと暮らしている経験をもとに
・アメリカンショートヘア子猫の育て方のポイント!
・アメリカンショートヘア子猫の餌の与え方
・アメリカンショートヘア子猫の体重基準・管理方法!
をお伝えしていきます!
とても活発な子で見ているだけでも楽しい行動をしてくれるので、ぜひアメショーを飼ってみようかなと思われてる方の参考になれば嬉しいです!
アメリカンショートヘア子猫の育て方!餌の与え方や体重の基準・管理方法まとめ
我が家のアメリカンショートヘアは生後2ヶ月弱のときに迎え入れました。
私の場合は先住猫がいたこともあり、先住猫との相性ばかりを気にして迎え入れたので、アメショー単体では病気になりにくい猫ということもありあまり不安に感じることはありませんでした。
ただ、先住猫がのんびりしていることもあり、アメショーが活発というもののどれくらい活発なのか全く想像がつきませんでした。
結果アメショーは思っていたより活発でした。
ですので、先住猫よりたくさん遊んであげる必要もありましたし、病気になりにくいといっても、特定の病気にはかかりやすい傾向にありますので健康診断なども欠かせません
これからアメショーの子猫を迎え入れる方、迎え入れたばかりの方はきちんとアメショーの子猫の育て方のポイントを押さえて、元気に過ごさせてあげましょうね!
アメリカンショートヘア子猫の育て方のポイント!
『アメショーはどうやって育てればいい?特別注意することはある?』
飼うなら万全を期してお迎えしたいところですよね!
アメショーの育て方のポイントを見ていきたいと思います。
たくさん遊んであげる
アメショーは運動量が非常に多いです。
とても活発で家に来て1週間も経たない内から家中を走り回ったり、おもちゃや落ちてるものでずっと遊んでいるなんてこともざらにあります。
『1匹で遊んでるんだから放っておけばいいんじゃないの?』と思われたあなた!
活発であると同時に人懐こい子たちなので、1匹で遊んでいるのも楽しそうですが飼い主と一緒に遊ぶのが大好きです!
構ってほしくて鳴いたりしてしまうことも多いので、めいいっぱい遊んであげましょう。
1回15分ほどの遊びを1日3-4回すると満足してくれることが多いですよ!
私は最初、先住猫のスコティッシュと同じように毎日15分くらい遊んでいたのですが、それでは足りなかったようで何度もおもちゃを持ってきたり仕事で疲れて遊び1回で終わった時は夜鳴き朝鳴きが凄かったです。
運動不足・コミュニーケーション不足でストレスにならないよう遊んであげましょう!
ワクチン接種を行う
避妊去勢手術を行う
ノミ・ダニ・フィラリア予防を行う
健康診断はしておきたい
アメショーは純血種の中では比較的多くの猫種と交配して出来た品種であるため遺伝性の疾患は少ないと言われています。
ただ少ないとはいえ、かかりやすい病気ものもあるので、子猫の時に1回は健康診断を受けておきましょう。
具体的には以下の病気になりやすいと言われています。
股関節形成不全
太ももの付け根の骨部分と骨盤とが上手く結合できない病です。
足の動かし方がおかしい、片足を引きずってるように見える、などの特徴があります。
またアメショーは活発な子がほとんどなので、運動や遊びを嫌がるような場合は股関節が酷く痛い場合もありますから「遊ばない子なんだ」で片付けないように、普段の様子も注意する必要があります。
多発性嚢胞腎
腎臓に嚢胞ができてしまい、進行すると慢性腎不全になってしまう病です。
両親の片方に異常があると5割の確率で発症してしまうと言われてるので、健康診断などで問題ないか確認することが大切です。
嘔吐や食欲不振、多飲多尿などの特徴がありますので普段から様子を見ておくと異変にもすぐ気付けるので注意しましょう。
他にはどの猫もなりやすいものですが、泌尿器系の病気になりやすいです。
特に去勢後のオス猫は尿結石になりやすいのでおしっこやおしっこ中の様子は確認するようにしましょう!
アメリカンショートヘア子猫の餌の与え方
アメショーは活発ゆえに物凄く食べます。
ですがだからといってあげすぎると肥満になる可能性も!
食事をどのようにあげていけばいいのかご紹介します!
子猫への餌の与え方
生後3ヶ月弱まではミルクやふやかしたフードをあげましょう。
生後3ヶ月を過ぎたらふやかさないドライフードをあげていって下さいね。
ふやかさないドライフードを食べれるようになれば食事は1日2回に回数を減らしましょう。
脂肪分低め、グレインフリーのものを選ぶ
本当によく食べる子たちなので、過剰な脂肪分や炭水化物が多いと一気に太ってしまいます。
肥満による糖尿病や関節炎にならないよう注意が必要です。
ただ脂肪は猫の成長のためにも必須要素であるため子猫の頃から猫に適したタンパク質・脂質・ミネラルが摂取できるフードを選んであげましょう。
我が家の猫は体重3キロ未満の頃は成長している最中なので動物性のタンパク質の高いオリジン、体重が3キロを越えてからはカロリーやタンパク質を少し下げ、なおかつオーガニックな素材を使っていて高品質なギャザーなどをあげています!
オリジンとギャザーの口コミ記事も書いているのでよかったら参考にしてください!
規定量に頼らず自分で調整
フードにはそれぞれ猫に与える量が記載されています。
ですがそれだけをあげていると比較的体格も良く筋肉質で活動量も多いアメショーの場合、大鳴きしたりずっとフードボウルの前に座っていたり、他の猫の分まで食べたりと明らかに足りません。
我が家の猫もこの現象があったのですが、獣医師にはよく走り回るのなら規定量では足りてない可能性が高いと言われてしまいました。
体重をみつつ少しずつ増やしたりして最適な量をあげてくださいね!
また多頭飼育している場合はオールライフステージ対応のキャットフードの方が安心です。
うちの子は驚きの早さで食べ終わり、先住猫の分まで食べようとするので子猫用で使い分けてもダメだと思いオールライフステージのものをあげていました。
肥満にならないようチェックしつつ、最適な栄養が取れるフードを選んであげましょう!
アメリカンショートヘア子猫の体重基準・管理方法!
アメリカンショートヘアの子猫の体重はどれくらいが適正か、どうやって管理したら良いかも不安ですよね。
こちらで説明しますので、参考にしてみてくださいね。
アメショーの子猫の体重水準
子猫の頃の体重は以下のようになっていれば適正です。
- 生後3ヶ月:1-1.5kg
- 生後半年:2-3kg
- 生後9ヶ月:3-4kg
- 1歳:4-6kg
少し前後しているだけなら問題ありませんが、あまりにも多いと肥満・少ないと何らかの病気の可能性があります。
肥満といっても成長期の頃に食事制限をするのは発育のためにもよくないので、栄養の整ったカロリー低めのフードに切り替えてあげましょう。
また、あまりにも体重が少ないとなると病気の可能性を考えて病気へ行きましょう!
体重管理の方法
以下のような方法で体重の管理をしましょう!
体重を測る
体重は週に1回ほど測るようにしましょう。
子猫の頃はどんどん成長するため日々体重は増えていくものなのですが、久々に測ると肥満水準だった!なんてことにもなりかねません。
日頃からチェックするようにしてあげましょうね。
その子にあったカロリー分をあげる
基本的に子猫の頃は“体重×200キロカロリー”と言われています。
ただよく遊びまわってフードをもっと欲しがる場合は、少し多めに与えても構いませんが多すぎると肥満体になりますので10キロカロリーほど増やした計算であげましょう。
まとめ
今回はアメショーの子猫の
・育て方のポイント!
・餌の与え方
・体重基準・管理方法!
を紹介しました。
育て方のポイントは、
- たくさん遊んであげる
- ワクチン接種を行う
- 避妊去勢手術を行う
- ノミ・ダニ・フィラリア予防
- 健康診断を受ける
などに気をつけてくださいね!
餌の上げ方も基本を守りつつ、アメショーが健康的に育つよう脂肪分低めでグレインフリーのものを自分で調節しながらあげていきましょう!
vアメショーは運動力が高いため本当によく食べるので、体重は基本水準を意識・維持しながら肥満にならないように気をつけてあげましょうね!