子猫の間は、離乳食からドライフードに移行するにあたってドライフードをふやかして食べやすくしてあげる必要があります。
ドライフードを「一体いつまでふやかすのがいいんだろう…」なんて困っている人の為に、まずは結論から!
答えとしては【生後3〜4ヶ月頃】までふやかしてあげるといいでしょう。
幼齢の間は1日に何度も給餌する必要がありましたが、ドライフードに切り替えた後はどうするのがベストなのか、どれくらいの量をあげればいいのかも気になるところだと思うので、切り替え後のフードについても解説していきます!
私ははじめての猫がブリーダーからいただいた子だったので、全て教えてもらって悩むこともありませんでしたが、そうでなければどうすればいいのかわからなかったと思います。
そこで今回はこのような子猫にドライフードをあげるときの不安や疑問を持って困っている方のために、この5つをお伝えしていきたいと思います!
- 子猫の餌はいつまでふやかすかが分かる!
- 子猫の適切な餌(キャットフード)の与え方が分かる!
- ドライフードに切り替えたあとの事が分かる!
- 猫の生活にも関わるドライフードあげる時の注意点を知れる!
- おすすめのドライフードが分かる!
子猫の餌はいつまでふやかせばいいか困ってる人必見!
餌の量や時間など適切なキャットフードの与え方はコレ!
毎朝6時に朝ごはんをねだるぽん。
はやく餌を~!!はやぐ~!!!と毎朝、子猫用のフードをふやかす30分間が一番大変だ。 pic.twitter.com/FVz58AER36— ぼつ (@boootsu) 2013年12月6日
子猫のドライフードをふやかすのって、案外面倒ですよね。
子猫時代は食事の数も成猫より多いですし、早くドライフードに切り替えたいな、と思っている飼い主さんも多いかもしれませんが、時期や方法を間違えると猫ちゃんの身体に負担になってしまいます。
適切な切り替え時期や方法を理解して、切り替えを行いましょう!
【結論】子猫の餌はいつまでふやかす?
子猫へふやかしたドライフードを与えるのは『生後3〜4ヶ月まで』です!
餌をふやかす時期が終わっても、子猫のうちは特に栄養価の高い餌をあげた方がよくて、うちでは『カナガンデンタルキャットフード』 というドライフードが食いつきもよくて大人猫になったいまでも毎日飽きずに食べてくれています!
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ドライフードへ切り替える期間を設ける理由
3ヶ月以内に切り替えるとなるとずっと離乳食ばかり食べていた子猫の消化器官に大きな負担をかけてしまうことになります。
ドライフードの味や消化に身体を慣らせるためにも最低1ヶ月はふやかした状態で与えてあげたいところです。
逆にあまりに長い間ふやかしたものばかりを与えていた場合、慣れない食べ物に警戒心を抱く猫はカリカリとした食感そのままのドライを食べてくれなくなる恐れがあります。
「そうはいってもいずれ成猫になったらドライフードもそのまま食べるんじゃないの?」と思われた方!
その可能性はほぼないと思っておいた方がいいです。
猫の好みの味覚や好みの形状のフードは子猫の頃に何を食べていたかによって決まります。
つまり、子猫の間にふやかしたドライフードを好んで食べていれば成猫になってからもずっとふやかしたものが好きなままということです。
こうなってしまうとウェットフードかふやかしたドライフードしか食べないということになりますので、コストや手間がかかることに!そんな事情から猫の消化器官も発達してきて、ドライフードにも慣れてきた頃ということで生後3〜4ヶ月段階に切り替えるのがベストなんです!
ドライフードへの切替方法・タイミング
さてでは実際に切り替えるとなったときですが、いきなりそのままのドライフードをあげるのは基本的にはNGです!
そのままのドライフードはふやかしたものに比べて固いので消化しにくくなっています。
となると、ずっと柔らかいものばかり食べていた子猫の消化器官に負担をかけることに!
なので10〜14日ほどの時間をかけて切り替えるようにしましょう。
このときふやかしたドライフードの水分比率を下げいくのがポイント!
具体的には現状あげているふやかしたドライフードを10として、1割ずつ浸す水の量を減らしていって最終的に水を浸さずそのままのドライをあげるようにしてくださいね。
我が家の場合先住猫はこの通りの手順でスムーズに移行できたのですが、新入り猫が食いしん坊すぎてまだ生後2ヶ月だったにも関わらず自分の分を食べ終わった後に先住猫のカリカリを食べていました。笑
ですが特に嘔吐する下痢になるといったことはなかったので、そこまで厳密に管理する必要はないかもしれませんね!
うちではこの『カナガンデンタルキャットフード』 というのが栄養価も高くて食いつきもいいので、よく食べてくれましたよ!もちろん大人になった今でも飽きずに食べてくれてます!
結局、このように猫が喜んで食べてくれるのが一番なので食いつきがいいというのが選ぶポイントのひとつです!
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子猫の適切な餌(キャットフード)の与え方・作り方
では続いて子猫に与える餌や作り方の気になることについて見ていきたいと思います。
ドライフードをふやかす時間は「10分」
ドライフードをどのくらいまでふやかせばいいの?という方はぬるま湯を注いでから「10分」を目安にするといいです!
10分もそのままにしておくと、ドライフードもしっかりふやけますし、注いだお湯もさらにぬくるなって猫にとって最適な温度になるようです。
もちろん、子猫にあげるまえには温度のチェックを忘れないようにしましょうね!気が抜けていると以外と熱いまま餌をあげてしまう事も無きにしもあらずです!熱湯は絶対にダメです!
ぬるま湯の目安としては人肌程度30度前後がいいかなと思いますが、あくまで参考として見てもらって実際は子猫の反応をみながら温度調整してみてくださいね。
子猫に適した餌(キャットフード)を選ぶのに困ったら
まず前提として必ず総合栄養食の基準を満たしているもので、なおかつ子猫用またはオールライフステージ対応のものがマスト!
骨や筋肉、内蔵などの身体を作る大切な成長期が子猫の間です。
おやつや栄養補完食などよりもきちんとした食事を摂ることが大切!
またその中でもベストなのが「高タンパク・高脂質・高カロリー」であることです。
猫は完全な肉食動物なので成長のためには多くのタンパク質と脂質を必要とし、逆に穀類は必要ありません。
むしろ猫は穀類を分解する酵素をほとんど持っていないので、消化の負担を考えるとグレインフリーのフードが望ましいです。
また成長期かつ子猫の頃は遊び盛りなのでカロリーもたくさん必要!
ということで、以下の5つをポイントに選んであげるといいですよ!
- 総合栄養食
- 高タンパク
- 高脂質
- 高カロリー
- 子猫に対応しているキャットフード
子猫なので、健康にすくすく育って欲しいと思うので、総合栄養食のキャットフードをあげるのをおすすめしています。もちろん猫によって好みは分かれますが、私も世間的にも好評価のカナガンをおすすめしてますので、ぜひ試してみてくださいね。
ちなみに、ここだけの話しAmazonや楽天より、公式サイトで買った方がだんぜん安いですよ(笑)
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絶対にふやかさないとならない訳ではない
子猫のうちから硬いままのドライフードを食べる猫もいます。
ただし、多くの猫は食べることが出来ないので、最初はふやかしてあげてみて、たまに普通の状態のカリカリをあげてみて、それをそのまま食べるようだったらドライのままあげてしまって構いません。
要は猫が食べられる状態のものを食べさせてあげるのが一番です。食べてる途中に喉に引っかかっているような素振りがあればすぐにふやかすようにするのが目安になります。
与える食事の量と時間
子猫に与える食事の量ですが、基本的には購入したフードの裏面などに体重別の給餌量が記載されていますのでそれを目安に与えましょう!
もし記載されていない場合は以下の計算式を目安としてフードを与えてください。
【子猫に必要なカロリーの計算】: (体重kg×30+70)×2
ただしアメショーやベンガルなどの活発な子猫の場合はよく動くのでカロリー消費も早くすぐにお腹が空いてしまうので、給餌量の目安+10%を与えた方がいいです。
多く食べてもその分消費するので太るといった心配もなく、食欲が満たせないといった猫のストレス回避にもなるのでおすすめ!
そして、生後4〜5ヶ月までは1日4〜5回に分けて与えるようにしましょう。
また与える時間ですが、時間というよりも食事の間隔ができるだけ同じになるように与えることが大切です。
次のごはんまで時間を空きすぎるということがないようにしましょう。
子猫は1度に多くの量を摂ることができないので、フードの劣化や衛生面なども考慮して分けてあげるの必要があります。
食べ残しをそのままにしておくことがないようにしましょうね!
生後6ヶ月または体重が3キロを超えると身体はほぼ成猫と同じ状態になってきますので、食事回数も1日2回を目標として徐々に与える回数を減らして1回の食事量を増やしていきましょう。
ふやかしたドライフードをあげる時の注意点
ドライフードをふやかす時は「お湯」を使わない
少し語弊があるかもしれませんがお湯ではなく「ぬるま湯」を使うようにしましょう。「猫舌」という言葉もある通り子猫のうちは特に熱さに弱いとされています。
なので、ドライフードをふやかす時は、常温くらいに冷ましてからあげるようにしましょう。
ドライフードにぬるま湯に浸けてからしばらくしないとふやけてこないので、ある程度ぬるま湯を入れてから放っておいても問題ありません。
餌は一食分だけふやかそう
正直、ふやかす時間が負担に感じる事もあります。子猫のうちは特に回数も多いですしね…。
だからとって、一気にたくさん作っておくのは禁物です。味の劣化もそうですが、それよりも腐ってしまうのが問題。
梅雨の時期や夏場などの季節は特に注意しましょう。デリケートな時期なので気を使ってあげましょうね!
子猫も味に飽きる?!そんな時の対処法
毎日子猫に餌をあげていると、急に食べなくなったりすることがあります。
理由は「味に飽きた」「食欲がない」というのが考えられますので、そんな時はウェットフードを少し混ぜてあげると、味や香りが変わって食べる事もあります。うちの猫は実際にウェットフードの汁と欠片を混ぜてあげた途端食べたした事があるので試してみてはいかがでしょうか!
もし、それでも食べない場合は、体調が悪いサインかもしれないので、すぐに病院に連れて行きましょう。
歯石がつくこともあります
人間でも経験があると思いますが、やわらかくすると歯にくっついてしまう感じが分かると思います。
子猫もまったく同じで歯にくっついてしまって歯石が残って口内環境が悪化してしまう可能性がありますで、食べたあとは口の中をチェックしてあげましょう。多く餌が口の中に残っていたらとってあげるようにしましょう。
ただし、猫のほとんどは歯磨きは嫌いなので、無理矢理にはせずいいタイミングで見てあげてくださいね。今後歯磨きや口の中に指などを入れのを嫌がるようになると薬なども飲んでくれなくなってしまう事も…。
ふやかした餌を卒業したらこのドライフードがオススメ!
ふやかしたドライフードを卒業する頃の猫は徐々に身体も大きくなっていきます。そうなると本格的なドライフードにしていく事になるのですが、そこでオススメなドライフードは『カナガンデンタルキャットフード』 です!
総合栄養食で、非常に栄養価も高く口コミも非常にいいので、一度試してはいかがでしょうか?もちろん猫によって好き嫌いはあるのでまずはひとつ買ってみてダメだったら違うのを買えばいいだけなので、最初のドライフードとしてはオススメが『カナガンデンタルキャットフード』のでぜひ試してみてくださいね!
上の方でも書きましたが、どこが一番安いか比較した所、Amazonや楽天よりも、公式サイトで買った方が断然安いのでおすすめですよ!
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まとめ
カリカリしたドライフードへの移行時期は生後3〜4ヶ月が目安です!
切り替えるときは10日ほどかけてドライに浸す水分量を徐々に減らしていきましょう。
また子猫の成長に適したキャットフードは
- 総合栄養食
- 高タンパク
- 高脂質
- 高カロリー
この4つを満たしているものです。
与える量はブランド推奨の給餌量か、自分の子猫に必要なカロリーを計算したものを目安に与えましょう。
ただし活発な子猫と暮らしている場合は+10%までなら食事量を増やしても問題ないので、お腹の空きが早いと感じたら試してみてください。
また生後4〜5ヶ月までは1日に4〜5回の食事として分けて与え、徐々に1日2回の食事となるように1回の食事量を増やしていきましょう!
上にも書いてますが、個人的なオススメとしては『カナガンデンタルキャットフード』 です!