あなたは飼い猫の爪切りをきちんとしてますか?それとも嫌がるから爪切りしていませんか?
そもそも猫は爪とぎしてる場合は必要ないのでしょうか?
我が家の猫も爪切りは好きではないみたいです。
「木登り出来なくなってかわいそうだから爪切りするのやめてあげて」という家猫には必要のない旦那の思いやりの為に長年爪切りしていませんでした。
私自身も「嫌がるし、自分で爪とぎもしてるから爪切りしなくていいか」と思っていましたが、見事に鋭い爪でソファーや靴箱に爪とぎしてくれました。
そしてじゃれている時に爪を立てられて何度も血を出しました。
子供が生まれることをきっかけに爪切りをするようになり、今は定期的に爪を切っています。
爪切りは必要なのか?爪切りの頻度はどのくらいなのか?猫の爪切りの方法を解説します。
嫌がる猫の爪切りは大変ですが、我が家で実践しているコツも一緒に紹介していきます。
猫の爪切りは必要か?
家猫の場合は必要です!
外で暮らしている猫は木登りをしたり、獲物を捕まえたり、他の猫とけんかした時に鋭い爪が必要となってきます。
一方家猫の場合は木登りやけんかもしないので尖った爪は必要ありません。
むしろ家具を傷つけてしまったり、カーテンや布団に爪が引っかかってしまい、爪を剥がしてしまったり猫自身にもとっても危険です。
そして、遊んでいる時につい向きになってしまったり、びっくりした拍子に飼い主に爪を立ててしまった時にも爪が尖っていたら危ないですよね。
さて、では爪とぎをしている場合は爪切りは必要ないのでしょうか?
爪とぎは古くなった爪を剥がし、下にある新しい鋭い爪を出してあげる役目をしています。
ですので爪とぎをしていても爪は尖っているままです。
爪とぎと爪切りは役目が違いますので、家飼いをする以上やっぱり爪切りは必要です。
オススメ猫用爪切り
猫の爪切り頻度
どのくらいの頻度で爪を切ってあげる必要があるのでしょうか。
頻度は人間と同じくらいと考えれば大丈夫です。
前足の場合は1ヶ月に1回、後ろ足は2ヶ月に1回程度が良いと思います。
ただし、仔猫の場合は爪が伸びるのが成猫より早いので前足は2週間に1回、後ろ足は1ヶ月に1回程度は切ってあげましょう。
なお、猫の後ろ足は片足4本ずつしか爪がありませんので注意しましょう。
私はこの事実を知らず、長いこと5本目を探していました。
どこまで切るの?
猫の爪は長いのでどこまで切ったらよいか悩む人も多いかと思います。
爪を見てみると先のほうが白く、途中からピンク色になっていると思います。
ピンク色のところは血液と神経が取っているのでが絶対に切らないでください!!
ピンクのところに近すぎるのもダメです。
人間と一緒で深爪は猫も痛い思いをします。
爪切りが嫌いになってしまう原因にもなってしまいます。
どこまで切ればよいか判断が出来ない時は尖っているところだけ少し切れば大丈夫です。
尖りがなくなればとりあえず家具に引っかき傷をつけず、飼い主が痛い思いをすることもないですからね。
嫌がる猫の爪を切るときのコツ
まず注意してほしいのは必ず猫用の爪切りを使ってください。
猫の爪は形が人間の爪よりカーブがかかっています。人間の爪切りを使うと爪が割れてしまうことがあります。
まずはなでなで
抱っこして直ぐ爪切り開始ではかわいそうです。
まずは怖がらないの様になでなでして気持ちよくなってもらいましょう。
足を触られるのを嫌がる猫もいるので、撫でてあげながら少しずつ足もなでなでしてあげましょう。
我が家の猫も始めは足を触られるのを嫌がりましたが、今は足先を撫でてあげると気持ちよさそうにするようになりました。
後ろから抱っこする
爪切りのときは後ろから抱っこしてください。
前から爪切りをすると嫌がる確立が高いです。
そして抱っこできたら、優しく足の上から指で押しましょう。
「優しく」がポイントです!
強く押しすぎてしまうと嫌がります。
優しく押すだけでもしっかり爪が出てきてくれます。
短時間で
さっとやってあげましょう。
「嫌がったら直ぐやめる」が鉄則です!
一日2本だけでも大丈夫です。
また次の日2本切ってあげましょう。
長時間同じ格好でじっとしているのは人間でも苦手ですもんね。
どうしても嫌がる場合は
上記のように試してもどうしても嫌がってしまう場合は、動物病院でプロにお願いしちゃいましょう。
まとめ
私も始めは要領が分からず嫌がられても押さえつけていましたが、ますます嫌がる一方でした。
後ろ向きで抱っこして、嫌がったら途中でも止めるようにしたらコツが掴めてきました。
そして、自分の子供たちにしている爪切りと全く同じことに気づきました!!
子供2人と猫1匹、まとめて爪切りは難しいのでほぼ毎週末一人数本ずつちょっとずつつ爪切りしてます。
あなたもあなたのかわいい猫とあなた自身のためにも、ストレスなく爪切りをしてあげましょう。
きっとうまくいきますよ!!