猫ちゃんの飲み水ってどうしてますか??
水道からそのままあげてる?
それともミネラルウォーターや浄水器のお水をあげてますか?
我が家は浄水器をあげており、なんとなく水道水は・・・と思い、浄水器の水をあげてましたが、調べてみたらいろんな注意点がありました。
猫と暮らしている皆さんの参考になればと思い記事にしてみました。
猫の飲み水どうしてる?水道水・ミネラルウォーター・浄水器どれが良い?
猫の飲み水、結論から言うと水道水でOK!です。もしくは浄水機能のついた自動給水器がオススメ!
「健康のことを考えてミネラルウォーターや浄水器のお水を使っていたのに!!」という方もいるかと思います。
むしろミネラルウォーターを与え続けると病気になってしまう可能性もあるのです!!
でも場合によっては水道水はやめておいた方が良いことも・・・
では、詳しくみていきましょう!
猫の飲み水 / 水道水について
猫ちゃんのお水は水道水で大丈夫というのにはきちんと理由があります。
- 日本の水道水はきれい
- 日本の水道水は軟水
そう、日本の水道水はとってもきれいなんです!!
きちんと法律で水質基準が決められており不純物が入っていることはありません。
日本水道協会のサイトにもこんな風に書かれています。
通常、日本ではいつどこへ行っても、蛇口から出た水がそのまま飲めないところはありません。
引用:公益社団法人 日本水道協会サイト
人間だってそのまま飲めてしまうのだから、猫ちゃんにも安全です。
田舎育ちの田舎生まれからすると、東京の水はくさくて直接飲めない気もします。特に猫にはあげるのを躊躇します。
日本水道協会のサイトで調べた所、匂いの気になる場合の処理の仕方紹介されていました。
カルキ臭が気になる方は、水道水を煮沸後、弱火で数分間加熱し続け、湯冷ましとして飲用に用いたり、冷蔵庫で冷やして飲むとよいでしょう。
引用:公益社団法人 日本水道協会サイトより
煮沸ってのは想像してたけど、その後弱火で数分加熱し続けるといいのですが、正直めんどくさいですよね。
そして、日本の水道水は「軟水」であるということもポイントです!
軟水は猫が病気になりやすいカルシウムやマグネシウムの量が少ないのです。
でも例外もありますので、もう少しお付き合いくださいね!!
猫の飲み水 / ミネラルウォーターについて
ではどうしてミネラルウォーターはよくないのでしょうか?
水道水が軟水であるのに対して、ミネラルウォーターは硬水です。
硬水にはカルシウム、マグネシウムが多く含まれており、これらを多量摂取すると尿路結石や膀胱結石になりやすくなってしまうのです。
日々の生活の積み重ねで、愛猫を病気にさせてしまったなんて、絶対いやですよね・・・気をつけましょう!
と、ミネラルウォーターは駄目というように説明しましたが、ミネラルウォーターでもカルシウム、マグネシウムが少なめの軟水だったら大丈夫です。
実際に国産のミネラルウォーターは軟水が多いです。
「いろはす」や「六甲のおいしい水」は実際硬度は低めです。
対して海外産のミネラルウォーターで有名な「evian」や「Vittel」は硬度がたかめなので猫ちゃんには絶対与えない方がいいです!!
でも、どうやって調べたらいいの?硬度の基準を教えてよ!!
そもそも硬水とは軟水とは・・・という話になってしまいますが、水中に溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表わした数値を「硬度」といいます。
WHO(世界保健機関)の基準では、硬度120mg/L以下を軟水、120mg/L以上を硬水としています。
例えば上で紹介したミネラルウォーターの硬度はどれくらいなのでしょうか。
いろはす |
27.7~40.3mg/L ※水源地により硬度の変化あり |
六甲のおいしい水 | 約40mg/L |
evian | 304mg/L |
Vittel | 約315mg/L |
他のミネラルウォーターも内容量のところに硬度の記載があるので調べてみてくださいね!!
浄水器のメーカーさんであるクリタック株式会社のサイトに同社が独自で調査した全国水質マップが掲載されており、自分の住んでる地域の水道水の硬度が一見でわかります!!
あなたの住んでいる地域の硬度を調べてみてください!
さあ、いかがだったでしょうか?
関東地域や九州は軟水の範囲でも硬度が結構高いですね!!
いろはすや六甲のおいしい水の方が硬度が低かったりしませんか?
住んでいる地域によってはミネラルウォーターの方が良いということがわかりましたね!
せっかくミネラルウォーターを購入するのであればペット用のお水もありますよ。
これならいつもきれいで健康に良いお水をあげることができて安心ですね!!商品名ZEROのとおり、ミネラル分はゼロです!!
まずは試してみたい方は10本入り、もっとお得に購入したい人は60本入りでも販売されています。
猫の飲み水 / 浄水器について
水道水とミネラルウォーターどちらがよいの!?という話をしてきましたが、では「浄水器」ってどうなんでしょうか?
水道水は殺菌をするために塩素などが含まれています。
もちろん「飲んでも良い」といわれていることからわかるように毎日体に入れたからといってすぐに健康を害するということではありません。
ただし、人間よりはるかに体の小さな猫が口にすると体に対する塩素の比率は高くなりますから健康を害する割合は当然高くなります。
ですから家に浄水器がついているのであれば、浄水器の水をあげることをおすすめします。
ただし、ここでもまた例外があります。
- ミネラルを添加するタイプでないか
- 長時間水を替えることが出来ない場合
最近の浄水器はミネラル分を添加してくれるものがあります!!
人間にとっては必要なミネラルですが、猫ちゃんにとっては上で説明したとおりミネラルの摂取はよくありません。
それから浄水器だけでなくフタを空けたミネラルウォーターもそうですが、長時間水をおいておく場合は菌が発生しやすいので注意しましょう!
水道水は殺菌をしているので浄水器やミネラルウォーターに比べると長時間置いて置いておいても痛みにくくなっています。
朝昼晩と水を取り替えてあげれる場合は浄水器やミネラルウォーターをあげ、長時間水の取りかが出来ない時は水道水にするなど工夫をする必要がありますね!!
浄水機能のついた自動給水器もおすすめです!!
電気は必要ですが、これなら長時間お留守番してもらう時にもいつもきれいなお水をあげることができるので安心です!!
自動給水器は上から湧き出るようなデザインが多いですがこれも猫ちゃんが流水が好きなことが理由です。
蛇口から水を飲む猫ちゃんの写真って見たことありませんか?
ハナを蛇口の前に連れて行ったけど蛇口から飲んでくれなかったので探したらこんなかわいい動画がありました。
かわええ・・・
猫ちゃんはあまり水を飲まない生き物なので、便秘などにもなりやすいんです!
健康な体のために水をたくさん飲んでもらうためにも猫が水を飲みたくなる環境作りも大切ですね!!
猫の飲み水のまとめ
今回は猫の飲み水について紹介してみましたがいかがでしたでしょうか?
基本的には猫の飲み水は水道水でOK!
日本の水道水は「きれい」で「軟水」です。
ミネラルウォーターに多く含まれている硬度「カルシウム」や「マグネシウム」は猫ちゃんを尿路結石や膀胱結石などの病気を引き起こす可能性があります。
ミネラルウォーターにも硬度の高い低いがあり、国産は比較的軟水となっています。
地域によっては水道水の方が硬度が高い場合があるので気をつけましょう!
また浄水器を使用する場合でも
- ミネラル添加仕様になっていないもの
- 長時間水を換えることができない場合
こんな時は浄水器を使わない方がよいので、自分のケースによって使い分けをしましょう!!