ペット保険の老舗会社といえばアニコム損保。
10年連続シェアNo.1ということで凄い人気です!
こちらの記事をご覧いただいてる方もアニコム損保が気になってるんじゃないでしょうか?
私もはじめて猫を保険に入れる時、最終的にペット&ファミリーかアニコムかで迷いました。
やっぱりシェア最大となると気になっちゃいますよね。
ということで今回はペット保険のアニコムについて
- 口コミ評判は?
- 猫の保険料・プランは?
- メリット・デメリット
この3つをお伝えしたいと思います!
まだ保険に入るかどうか、いつ加入するのがいいのだろう・・・と悩まれている方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
猫の保険は入るべき?必要性や加入時期の判断ポイントと選ぶ時の注意点!
ペット保険アニコム口コミ評判は?猫の保険料・プランやメリット•デメリットも
まずは気になる口コミ評判から!
実際加入している人はどう感じてるんでしょうか?
早速見ていきましょう!
アニコムの口コミ評判は?
実際にアニコムを利用している飼い主さんの口コミはこんな感じのものがあります。
窓口精算できるところが、楽で良い。
認知度が高い為、安心感がある。
受ける病院側も、アニコムを認知しているので、こちらが病院側に保険の質問した時、教えてくれるので楽である。
高齢になった時の保険料の上がり方も、他の保険よりは緩やかと聞いたこともある。
(引用:みんなのペット保険)
窓口清算ができるのは楽でいいですよね。
それから、やはり大手であることもいつ潰れるかわからない小さな保険会社に比べると安心感があるのも確かです。
窓口精算は確かにすごく楽です!
後から請求は簡単ではありますが書類記入などもあるので、多忙な方には打って付けですね。
ただ高齢になった時の上がり幅が緩やかといっても、11歳以降は据え置きの保険もありますし、そもそもアニコムは保険料が高いので保険料についてのメリットはほぼないかなと思います。
(引用:みんなのペット保険)
窓口清算についての口コミが多いですね。
値段についてはデメリットと感じている方もいらっしゃいました。
先代の猫から利用しています。
FIPに関する保証がない保険会社が多い中、アニコム損保は保証してくれたのが決め手です。
また、突発の通院が多かったので、動物病院での窓口清算が大変便利でした。
猫が他界してしまった時に贈り物をいただき大変救われ、次回もお願いしようと考えました。
(引用:みんなのペット保険)
アニコム最大のメリットがこれだと思います!
他の保険だと補償してくれない病気であっても、保険加入&免責期間(どこの保険でも入ってから一定期間にかかった病気は補償されないのですが、その期間のこと)以降のものであれば補償してくれるんです。
これは本当に嬉しいポイント!
保険証がきちんともらえる。
写真入りで毎年ちゃんと更新してくれる。
お誕生日月には、バースデーカードが届く。
保険料は高いかなあと思ったが、いつどんな事で病気になるか不安(金銭的にも)だったが、
保険に入る事で安心して過ごしてます。
(引用:みんなのペット保険)
免許証サイズの保険証が与えられるのもアニコムの特徴ですね。
猫の保険証も欲しいというかたにはうってつけ!
ただやはりこの方も言ってるように、保険料は高めの設定だなと思います。
補償範囲が広いゆえなのかもしれませんが、そこはデメリットですね。
50%とありますが、ちょっとしたお薬の処方箋のときは50%で500円くらい安くなりますが、レントゲンや血液検査をすると、自費で3万5千円でそこから50%ではなく1万円限度なので、結局2万円5千円くらいかかることになります。
また年齢が上がるにつれどんどん保険料は高くなります。
1年間の使用頻度により、5%〜20%プラスに保険料は上がってきます。
保険料も払って、どうせ1万円の上限ならあまり入る価値はないように思います
(引用:みん評)
私がペット&ファミリーにした理由がほぼ書かれている口コミですが、そうなんです。
早い話、アニコムは使い勝手が悪い!
私が加入しているペット&ファミリーの口コミも参考にしてみてくださいね。
ペットアンドファミリー保険の口コミ評判!実際に利用した感想やプラン比較も
こちらの方は支払額の50%補償タイプに加入しているようですが、実はなんとこれ50%全額補償してくれるわけではなく支払い上限がついてるんです!
支払い補償50%プランは1日に受けた治療費のうち1万円を上限として支払ってくれます。
なので治療費が2万円までならきっちり50%補償してくれますが、それを超えると50%以上自費になるんです。
さらに年間で使用できる補償回数も決まっており、保険を使えば使うほど保険料が高くなるという……。
もちろん全く使わなければその分安くもなるので、公平性という面では保てている気もしますが保険は使ってこそですからね。
補償回数や1日の支払い上限が決まっているペット保険は他にも多くありますが、動物病院は自由診療だからこそ金額が高くなるのであまりいい保険とは言えないかなと個人的には思います。
口コミでは評価がわかれる結果となりました。
他の保険では補償してくれない病気でも補償してくれるのはとってもいいポイントですが、その分保険料は高めに設定されています。
また色々な制限があってあまり自由に使えるとは言えません。
これは飼い主さんがどこに重きを置くかでアニコムにするか他の保険にするか変わってくるところだと思います。
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猫の保険料・プランは?
新規で入る場合のプランは大きくわけて3つ!
- 通院入院手術全て補償のどうぶつ健保ふぁみりぃ
- 入院と手術のみ補償のどうぶつ健保ぷち
- 8歳以上の猫を対象とした入院と手術のみ補償のどうぶつ健保しにあ
それぞれの保険料やどういったサービス内容なのか?
さっそくみていきましょう!
どうぶつ健保ふぁみりぃ
どうぶつ健保ふぁみりぃには「治療費70%補償のプラン」と「治療費50%補償のプラン」の2つがあり、新規で入る場合の保険料は以下の通りになっています。
(画像引用:アニコム※2019年10月現在)
新規加入の保険料が7歳までしかないのは8歳以上の猫だとこの保険に入れないため!
8歳以上の老猫はしにあを検討するのが良さそうです。
どちらかというと高めの保険料ではありますが保険を1年間全く使わなければ翌年の保険料が10%割引になりますし、20回以上使えば20%割増になったりと保険料は飼い猫によって変動する部分が大きいので注意!
多頭飼いの方なら2匹目以降、年間600円お安くなる多頭飼い割引もありますよ!
通院入院手術についての治療費を70%または50%補償してくれるプランになってますが先ほどもお伝えした通り、アニコムではなにかと制限がありこちらも同じくです。
補償 | 70%プラン | 50%プラン |
通院・入院 |
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手術 |
|
|
このようになっており基本として、保険料および補償金額以外に違いはありません。
どちらも猫の保険証が発行され窓口清算OK!
困った時に獣医師へ相談できるサービスや、しつけの相談サービス、猫が迷子になった時の捜索サポートもあります。
どうぶつ健保ぷち
ぷちには「70%の補償プラン」しかありません。
内容としては通院は対象外の入院・手術特化型保険になっています。
1番保険を使う機会の多い通院がない分、保険料はこのようにお手頃な設定です!
(画像引用:アニコム※2019年10月現在)
入院は
- 支払い上限:1日あたり14000円
- 保険使用回数:年間20回まで
手術は
- 支払い上限:1日あたり50万円
- 保険使用回数:年間2回まで
このようになっています。
入院についてはふぁみりぃと違いありませんが、手術の補償金額が大幅アップしていますね。
さすが入院と手術のみに力を注ぎ込んだプランです!
ただその分他のサービスがふぁみりぃより少なくもなっています。
まず猫の保険証は発行されませんし、窓口精算ができず後から請求になります。
病院にて自分で全額支払ってから、補償金をあとから振込ということですね。
また多頭飼い割引や、保険の使用頻度によって割引率や割増率が異なる健康割増引制度もありません。
ですが獣医師への相談やしつけ相談、迷子捜索サポートはついてますよ!
どうぶつ健保しにあ
ほとんどのペット保険で新規加入をお断りされてしまう8歳以上の猫を対象とした保険!
保険を諦めるしかなかった老猫たちに入れる保険ができたのは嬉しいですね。
こちらは入院と手術のみを対象とした70%と50%の補償がある保険です。
それぞれの料金はこのようになっています。
(画像引用:アニコム※2019年10月現在)
内容は基本的にふぁみりぃから通院を取り除いただけのプラン!
入院時の1日あたり支払い上限はふぁみりぃと同じく、
- 70%プランなら1.4万円
- 50%プランなら1万円
そしてともに年間20回まで利用可能!
手術は1日あたりの支払い上限が
- 70%プランなら14万円
- 50%プランなら10万円
ともに年間2回まで利用できます。
ただし注意したいのがどうぶつ健保対応病院での治療費しか補償されません。
全国に6000件以上対象の病院があるので、かかりつけが対象になってるかチェックしてみてください!
アニコムホームページはこちら
対象じゃないと補償されず、自費になってしまうので保険に入る前によく確認しましょう!
これさえ問題なければしにあは猫の保険証も発行されますし、窓口精算もOK!
多頭飼い割引も他のサービスもふぁみりぃと変わらずついてきます!
違うのは健康割増引制度がしにあにはないことくらいです。
様々なプランがあり、どれにしようか迷ってしまうかもしれませんね。
個人的にはどうせ保険に入るなら1番利用頻度の高いどうぶつ健保ふぁみりぃがいいのかなと思いました!
メリット・デメリット
続いてアニコム損保のメリットとデメリットをお伝えしたいと思います!
【メリット1】補償内容の充実
口コミにあったFIPもですが、アニコムでは他のペット保険だと補償してくれないような病気も補償してくれるのがいいですよね!
私も3年前にはなりますが入るか検討した時に
“現在毎月レントゲンを撮っていて問題ないが、もしスコティッシュが軟骨奇形を発症したとき補償対象か”
と質問したところ、補償対象とのことだったのでびっくりしました。
もちろんケースによっては先天性と判断することもあるものの、毎月レントゲンを撮って問題ないなら基本的に先天性ではないので対象ですと言われ、そのためにペット&ファミリーにしようか凄く悩む羽目に。笑
補償内容が充実しているのは安心感もありますし、ここまで広いのはアニコムならではのメリットだなと思います!
【メリット2】サービスの多様性
- 獣医師へのホットライン
- しつけ相談
- 迷子捜索サポート
- 腸内フローラ測定
などたくさんのサービスがあるのもアニコムのいいところ!
私の加入しているペット&ファミリーだと太陽大同生命の子会社なので旅館・ホテル・スポーツクラブなどの施設割引や猫グッズの割引はたくさんありますが、猫に直結するサービスはありません。
ペット保険一筋で昔からやっているからこそ飼い主の求めるサービスがわかり、それを提供できるのかも知れませんね。
【メリット3】請求における飼い主の工数削減
ふぁみりぃならほとんどの動物病院で窓口精算が可能です。
これは本当にいいメリット!
忙しい方は書類を書いたり郵送したりという暇もないでしょうし、窓口で3割の値段を払うだけなので一気にお金が減ったということも無く、ここを評価されている加入者さんは多いです。
【デメリット1】保険料が高い
若い時から月3000円以上の保険料ということで、一般的なペット保険よりも高くなっています。
ただその分サービスが多いですし補償内容もいいので、これだけならデメリットという程ではありません。
問題は保険を使えば使うほど翌年の保険料が上がるところ!
多くの子どもや大人が入ってる生命保険と違ってペット保険は人間で言うところ健康保険。
もしもの時のお守りではなく病院に行く度使うもので、使用頻度は当然高くなります。
なのに使えば使うほど保険料が上がってしまうというのは病気の猫・飼い主さんに優しくないですし、腎臓病にでもなったら毎年保険料が上がることになります。
これは大きなデメリットですね。
【デメリット2】保険適用制限が多すぎる
1日あたりの支払い上限や年間の保険使用上限など、保険を使用するにあたっての制限が多いです。
アニコムに限ったことではありませんが、これでは十分な補償がされません。
多項目だったり外注するような血液検査ならそれだけで1万円を超えることもありますし、レントゲンもそんなに安くはありません。
1日の治療費が2万円を越えることなんて動物病院ならそこまで珍しい話でもないため、高額の治療費で今こそ使いたいというときにあまり役に立たない気がしてしまいます。
またどうしても診察費が高くなってしまう時間外診療や往診料が補償の対象外というのもデメリットです。
メリットはアニコムにしかないメリットがたくさんあります!
補償の広さとサービスの多さがポイントですね。
デメリットは正直他のペット保険でも同じようなところもあるので、アニコムだけの話ではありませんが保険料もそこまで高くなく使用制限がほとんどない保険だってあります。
飼い主さんが何をポイントにするかで加入するかどうか決まりそうです。
私は
- 気になることがあったら病院に行くので使用回数の制限はなしがいい
- たとえ夜間でも猫に何かあれば往診を頼む
- 検査は考えられる可能性全てをするので支払い限度額なしがいい
このようなことを考えてアニコムはやめることにしました。
スコティッシュが軟骨奇形にならないかは心配だったものの、交配の安全性やレントゲンに異常がなかったことを考えて違う保険にしましたが、現在とくに問題なく元気なので良かったです。
猫の保険加入時のポイントや注意点についてはこちらの記事も参考にしてくださいね。
猫の保険は入るべき?必要性や加入時期の判断ポイントと選ぶ時の注意点!
まとめ
口コミではいい評価も悪い評価もあって、飼い主さんがペット保険に何を求めるかで評価が分かれそうです。
プランは主に3つで
- どうぶつ健保ふぁみりぃ:70%・50%プラン
- どうぶつ健保ぷち:70%プランのみ
- どうぶつ健保しにあ:70%・50%プラン
とそれぞれ補償内容やサービスに違いがあります。
毎回の動物病院費用を減らしたいならふぁみりぃ、もしもの時だけ使いたいならぷち、老猫ならしにあに入るのが良さそうです。
アニコムのメリットは
- 補償内容が充実していること
- サービスがたくさんあること
- 窓口精算ができること
デメリットは
- 保険を使うほど保険料が高くなること
- 保険使用に制限が多いこと
このようにメリットもデメリットもあります。
飼い主さんがペット保険に何を求めるかで入りたい保険は変わるので、自分と猫に合うものを見つけましょう!