まだ猫を飼っていないけどこれから飼いたいなと思っている方!
猫といっても品種が多くてどんな子と暮らそうか悩むということはないですか?
もちろん保護猫にしろブリーダー・ペットショップにしろ、「この子だ!」とときめいた子が1番ですが、はじめてでも飼いやすい・1人暮らしでも飼いやすい猫種というのは知っておきたい方も多いかもしれません。
そこでこの記事ではそんな不安を解消するべく、保護猫のボランティア経験などから色々な猫種をみてきた私が個人的に単身世帯・初心者でも飼いやすいと思う猫を5種紹介したいと思います。
目次
一人暮らしにおすすめの猫種は?初心者でも飼いやすいおとなしい猫5選
まず初心者におすすめしたい猫は結論から言えば、
- スコティッシュフォールド
- ラグドール
- アメリカンショートヘアー
- メインクーン
- ロシアンブルー
といった温厚で社交的な性格の子がいいですね。
ただ基本的な性格というだけですので個性があり基本には全くあてはまらない子もいますので、その点はご理解の上で読み進めていただければと思います。
ではそれぞれの猫の特徴をもっと詳しく紹介していきますね!
スコティッシュフォールド
自分が飼ってるから、ということではありませんよ!
スコティッシュフォールドは初心者におすすめの猫種です。
なんといっても甘えん坊で人懐っこく温厚な猫!
うちの子も保護猫として預かったスコの子も甘えん坊で、家に来て2日目には一緒に寝るようになりました。
またどちらも鳴くことが少なく、鳴いても声が小さいので近所迷惑になりません。
初めての猫は扱いやすい子がいいと思うのでぴったりです!
単身世帯で飼うと甘えん坊に磨きがかかり後ろを常についてくる可愛いストーカーとなるので、あまりにも甘えられるとしんどいかな…という人には向かないかもしれませんが、せっかく飼うのだから思う存分可愛がって猫にも甘えられたいという方にはおすすめ!
ただ多頭飼いに向いているなども言われますが、そこは正直相手との相性によります。
うちのスコの場合は同じスコのメスと同居していたときに怒ったことはありませんでしたが、アメショーと同居してからというもの1日3回は「シャー」と怒っております。
のんびりしていてほとんど動かないスコティッシュは、活発すぎていつでも遊んで欲しがるアメショーが鬱陶しいのだと…
また飼うときの注意点として、無理な交配がされていない子を選ぶようにするのも健康上大切なポイントとなるので要チェックしましょう。
選び方が大切な理由やそのポイント、スコティッシュの特徴やなりやすい病気・飼い方については詳細を別記事で紹介しているので参考にしてみてください!
【スコティッシュフォールド特徴】
・甘えん坊で人懐っこく温厚
・あまり泣かない、泣いても声が小さい
・比較的多頭飼いに向いている(相性による)
・無理な交配がされていない子を選ぶこと
ラグドール
ラグドールは飼い主に従順な性格で大人しく、社交的で温厚な上にしつけもしやすいので初心者にはぴったり!
品種名もぬいぐるみという意味があり、猫にしては珍しく嫌がることなく抱っこさせてくれる子たちです。
ラグドールは大型猫種に分類され、個体によっては体重が9キロを超えることも!
また通常猫は1歳で成猫となりますが、ラグドールは4年ほどかけてゆっくりと大きく成長していきます。
注意点としては、長毛種になので毎日のブラッシングをしてあげること!
それをしないと毛玉が腸に詰まって腸閉塞になってしまう危険もあるのでコミュニケーションも兼ねて毎日抜け毛を取り除いてあげましょう。
また大型猫種にありがちなのですが、肥大型心筋症にもなりやすいので様子に変化がないかスキンシップを取りながら日々チェックすることもかかせません。
大きいと聞くとなんだか凶暴そう、怖そうと思ってしまいますがラグドールはとってもおとなしい猫です!
【ラグドール特徴】
・飼い主に従順で大人しく躾がしやすい
・社交的で温厚
・抱っこさせてくれる
・大型猫種で4年かけて成猫に成長(体重が9キロを超えることも)
・毛長種なので毎日のブラッシングが必要
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アメリカンショートヘアー
老若男女全てを対象とした中で最も有名であろう猫アメショーです。
かなり社交的かつ甘えん坊でほとんど怒ることもない温厚な性格をしており、頭もよく名前を呼ばれたらすぐに走ってきます(まるで犬のよう…)
アメショーは比較的多くの猫種と交配して作られた品種なので、健康上の心配が他の純血種と比べて少ない点もポイント!
はじめて飼った猫が病気をしやすい子だったりすると気苦労もすごいことになると思うので初心者にはうってつけの猫といえます。
ただ注意してほしいのが物凄く活発で、運動量がかなり多いです。
部屋を開放しておけば1人で10分位走り回っているなんてことも珍しくありません。
それくらい活発なので、きちんと一緒に毎日遊んであげることが大切になってきます。
日常生活が忙しすぎてあんまり遊べないかも…という場合は、アメショーもストレスが溜まってしまうことがあるので注意しましょう。
アメショーの特徴や飼い方については別記事で紹介していますので参考にしてみてください!
【アメリカンショートヘアー特徴】
・社交的でかつ甘えん坊
・頭が良い
・健康上の心配が比較的少ない
・運動量が多い
メインクーン
アメリカ原産の猫で比較的古くからいて、イエネコの中では最大種です。
大型猫種は総じて温厚で大人しいことが多く、メインクーンもご多分に漏れず基本的に怒らない猫でブラッシングなども嫌がらずにおとなしくさせてくれることがほとんど!
長毛種のため毎日のブラッシングがかかせませんが、嫌がらないというのは嬉しいですね。
優しい巨人と言われるほどに優しく、飼い主に懐くのはもちろん多頭飼いもしやすい猫種です。
落ち着きのある性格で温厚、飼い主にも懐きやすいというのは初心者におすすめなポイント!
メインクーンもラグドール同様に肥大型心筋症にはかかりやすいので注意しましょう。
また、成猫になったら本当に大きくなりますので、抱っこはできなくなるかもしれない・一緒に寝るときに狭いなどは覚悟しておかないといけません。
【メインクーン特徴】
・温厚で大人しい
・比較的多頭飼いに向いている
・肥大型心筋症にはかかりやすい
・毛長種なので毎日のブラッシングが必要
ロシアンブルー
ロシアンブルーはロシアの猫でブルーがかったグレーの毛色をしています。
戦争後に純血を維持できないのではないかというほどに頭数が減ってしまったため、新たにブリショーやシャムと交配されてできたのが今のロシアンブルーです。
複数の猫種と交配されていることから遺伝子疾患が非常に少なく、ロシアンブルーだからなりやすいという病気はほぼないです。
病気をしにくい純血種は珍しいので、この点も初心者にはおすすめ!
また性格も犬のように飼い主に忠実と言われていて、誰にでも懐くわけではなく1人にだけ絶対的な信頼を築くので単身者にもってこいです。
そしてボイスレスキャットと言われるほど全く鳴かないので、静かな環境が好きな方や集合住宅に住んでいる方にうってつけ!
ただ注意してほしいのがロシアンブルーを飼うなら将来的な多頭飼いは諦めたほうがいいかもしれません。
飼い主が別の猫に気を取られることに異常なまでに嫉妬を抱くのも特徴ですから、どうしても多頭飼いしたいなら2匹同時に飼いだしましょう。
あとから別の猫が来たら最悪ロシアンブルーが家出してしまうかもしれません。
どの猫に対しても言えることですが、構いすぎず放置しすぎずな接し方を心がけて最良のパートナーになりましょう!
【ロシアンブルー特徴】
・飼い主に忠実(一人にだけ信頼を築く)
・ほとんど鳴かない
・遺伝子疾患が少なく病気になりにくい
・多頭飼いにはあまり向かない
まとめ
今回は個人的なおすすめ猫を5種紹介させていただきました。
- スコティッシュフォールド
- ラグドール
- アメリカンショートヘアー
- メインクーン
- ロシアンブルー
いずれも飼い主には懐きやすいと言われている猫で温厚な性格の子が多いです。
はじめての猫を選ぶ時は性格で選ぶのか、遺伝子疾患にかかりやすいかどうかで決めるのか、など色々なポイントがあります。
どんな猫がほしいのか考えながら自分に合うと思った子をみつけてあげましょう。
もちろん「この子!」と思えた子が1番なので、猫の特徴に固執する必要はありませんよ!
楽しい猫ライフを過ごしましょう!
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