猫を飼ったら必要な「キャリーバッグ」はもう持っていますか?
長年猫を飼っていると2代目、3代目と増える方も多いのではないでしょうか。
キャリーバッグは病院へ行くとき、また一時的に確保が必要なときなどに使用します。
散歩をしない家庭でも通院時には必ず必要になることに加え、災害時の必需品でもあるので、猫の頭数分キャリーバッグを準備することを忘れずに!
そんな猫飼い必須アイテムのキャリーバッグの選び方を紹介!
安いキャリーバッグを買うメリットや特徴などをお教えします。
猫用の安いキャリーバッグとは
安いキャリーバッグは主に、簡易的なつくりでシンプルなものが多い印象です。
どんなものも、持ち運びに便利な素材や軽さを重視していますが、安いからといってつくりが煩雑なわけではありません。
逆に高いキャリーバッグの特徴は、キャスターつきだったり2匹用だったりと付属機能が付いているものが多いですね。
ベーシックなキャリーバッグで良いのであれば、安いキャリーバッグでもまったく問題ありません。
最近は特に、形や素材のバリエーションも豊富なのでお気に入りの商品が見つかるのでは?
ではどのように安いキャリーバッグを選べばいいのか。
特徴やメリットなど選ぶ基準をお教えします!
安いキャリーバッグを使うメリット・デメリット
メリット
軽くて丈夫
安いキャリーバッグは付属品が少なくシンプルなものが多いので、軽くて持ち運びが楽です。
また丈夫な素材のものを選べば長く使用することができます。
安いからといってすぐ壊れるようなことはなく、使用頻度も病院へ行くときに限ったような人であれば特段問題ありません。
プラスチックなら掃除もしやすく、布製なら軽くて持ちやすいなど特徴も異なります。
好みのデザイン、手入れするときを考えた素材を重視して選ぶと良いでしょう。
折りたためるものが多い
高いキャリーバッグはハードケース型だったり、キャスターつきだったりと折りたたみできないものがあります。
それに対して安いキャリーバッグは簡易的なつくりになっているので、折りたたみができるタイプが多いです。
頻繁に使用しないならなおさら、クローゼットにコンパクトにしまっておけるものがいいですよね。
ちなみに我が家はプラスチック製の折りたたみタイプです。
汚れたときに拭き掃除ができて普段はしまっておけることを考慮して選びました。
ちなみに、普段しまっておくと、久しぶりに出したとき「病院に連れて行かれる!」と逃げ回るので、数日前から部屋に出して慣れさせるのがポイントです。
猫って敏感なので病院へ連れて行くのも一苦労ですね…。
コンパクトで収納しやすい
安いキャリーケースのなかでも、たとえば折りたたみができなくても、収納や付属品が少ないのでサイズがコンパクトなものが多い印象です。
収納に余裕があれば毎回折りたたむ必要もないので、好きなデザインを選んでみては?
部屋と猫の体型に合わせた、気持ちゆったりサイズのものを選ぶことをオススメします。
一番は猫が窮屈にならないことを重要視しましょう!
デメリット
防水タイプが少ない
安いキャリーケースは防水タイプのものはほとんどありません。
使用する環境にもよりますが、土砂降りのなか傘もささずキャリーバッグを持ち運ぶことはなかなかないと思うので、通常のタイプでもまったく問題ありません。
しかも防水機能をつけるとなると通気性の問題も生じてしまうので、防水性が高いキャリーケースは通気孔の数や大きさに気をつけなければなりません。
もし雨濡れなどが気になる場合は、布製ではなくプラスチック製のものを選び、さらにタオルなどをかけながら移動すると良いでしょう。
キャリーバッグで猫を連れて頻繁に外出するような方は、天井部分が透けていないタイプがおすすめです。
環境に合わせてベストなものを選んでみてください。
ポケットなどの収納が少ない
高いキャリーバッグは収納やポケットなど、人間の荷物を一緒に運べるような機能付きが多いです。
ペットボトルや携帯など、複数のポケットがついているタイプもあるので、キャリーバッグひとつで出かけたい場合は楽ちんですね。
安いキャリーバッグはそのような付属品やオプション機能がほとんどないので、荷物量が多くて困る!というような場合は安くても布製でポケット付きなどを選びましょう。収納が増えれば増えるほどサイズも大きくなるのでご注意を!
おしゃれで安いキャリーバッグの選び方
猫に合うサイズにしよう
キャリーバッグを選ぶとき気をつけなくてはならないのは、「猫のサイズぴったりでは小さい」ということです。
猫は狭いところが好きですが、キャリーバッグのように移動する場合は揺れと不安な気持ちが重なって窮屈に感じます。
猫が中で向きを変えられるくらいの少しゆったりしたサイズを選ぶようにしてください。
タイプにもよりますが、通常のキャリーバッグであれば中で立つことはありませんので、横になったときに2周りくらい大きいサイズぐらいがオススメ。
縦型であればゆったり座れるサイズがいいでしょう。
くれぐれも猫の体型ぴったりのサイズにしないように気をつけて!
使う頻度を考えよう
病院へ行くときだけ使うのであれば、特別な機能は必要ありません。
重い猫をしっかり運ぶことができる、丈夫な素材・作りのものを選びましょう。
逆に頻繁に使用する場合はリュックタイプなど、人間が楽なタイプを選ぶのもオススメです。
実家との行き来が多い人や散歩のために購入するような場合は、持ち運びが楽なものがいいですよね。
しかし車で移動する場合は安定感も求められるので、移動手段がなにかを考えることも重要です。
どこからどこへ、どんな手段で、どれくらいの時間移動するのかを考慮して選んでみましょう!
掃除のしやすさを考えよう
たまにしか使用しない場合はほこりが溜まったり、猫の毛が絡みついたりと、使うときに掃除しなくてはならないことがあります。
プラスチック製であれば隅々まで拭き掃除ができるもの、布製であればコロコロがしやすいものを選ぶと良いでしょう。
人間が掃除しやすい=猫が快適に過ごせる ということを忘れずに、手入れが楽ちんなものを選ぶのがオススメです!
収納スペースを考えよう
キャリーバッグは猫ベッドなどとは違い、普段はクローゼットなどにしまっておく人が多いと思います。
限られた収納スペースに大きなキャリーバッグが幅をとるのはもったいない、そんな方は折り畳みタイプがオススメです。
最近では素材に関わらず折り畳みが簡単にできる機能をオススメポイントとして販売している商品が多くなりました。
収納スペースも考えて選ぶと処分するときも楽なので、収納するときのサイズも参考にしてみてください。
【リュックタイプ】安いキャリーバッグのおすすめ4選
【ZIJINJIAJU】宇宙船カプセル型ペットバッグ
耐荷重は6.5KGのカプセル型キャリーバッグ。通気性を考えられた設計で、通気口が全面と両面にあるのがうれしい。取り外し可能な透明カバーで、本体材質は革なので丈夫。カプセル部分はドームの代わりにメッシュカバーと交換も可能。両脇が開閉可能になっているので猫を入れるときも楽。
【Petoru】キャリーリュック
折りたたみができるリュックタイプのキャリーバッグ。本体サイズは27x26x43、折りたたみサイズは32x41x6センチで重量は1.1kg。耐荷重6kgなので成猫でもOK。本体はポリエステルでしっかりした構造。正面と側面にメッシュ加工があり通気性バツグン。上蓋には透明な窓があるのでどこからでも猫の様子を見ることができる。猫が安心してくつろげるようペットマットつき。
【AOCD】ペットキャリー リュック
7kgまでの猫に適用。本体サイズは約34x31x40センチ。メッシュ窓で通気性もよく、前・後・上の3つから出入り可能。すべて双方向ファスナー付きなので使いやすく簡単に開けることができる。厚手の肩ベルトに加え腰ベルトもあるので荷重が分散されるから楽に移動できる。脱走防止の専用リードとマット付き。
【Pettom】ペットキャリーリュック
サイズは40x30x32.5と中サイズ。猫の引っ掻きや噛みつきに強い生地を採用しており、丈夫なつくり。側面に小さなポケットがあるので便利。また脱走防止の専用リードとマットつき。折り畳みできるので収納も簡単。上蓋の出入り口は大きめに作られているので猫も安心して入ることができる。
安いリュックタイプのキャリーバッグは、ここで詳しくまとめてます
【プラスチックタイプ】安いキャリーバッグのおすすめ4選
【OFT】ペットケンネル ファーストクラス
天井部分が開くので暴れる猫も楽々入れることができる。移動中も上から様子を確認できるメッシュタイプ。サイズ展開も多く、猫の体型に合わせてセレクト可能。プラスチックタイプは汚れても簡単に掃除ができるのがうれしい。
【リッチェル】キャンピングキャリーファインダブルドアS
上部と側面のドアから出入り可能で、スモークドア加工なので猫も安心して過ごすことができる。ハンドルの持ち手が幅広く、両手で持つことができるのが特徴。側面ドアは開口部が広く、右開き・左開きのどちらも選ぶことができるので誘導するときも楽ちん。
【N&S】ペット猫犬スーツケース
上下をネジで固定するタイプなので衝撃にも強く安全。航空用としても利用可能なので、旅行にも便利。サイズもS~XXLまで幅広く展開。使用用途に合わせて選んでもOK。
【マルカン】キティキャリー
上部は両開きなので出入りが楽ちん。別売りの「ファン」や「給水ボトル」の取り付けが可能。またインナートレイは取り外し可能なのでいつでも清潔。全体がメッシュ加工なので猫も快適に過ごせる。
安いプラスチックタイプのキャリーバッグは、ここで詳しくまとめてます
【ショルダータイプ】安いキャリーバッグのおすすめ4選
【Morpilot】ペットキャリー バッグ 4way
長さ43 x 幅30 x 高35cmで耐荷重は7kg以内。肩掛けベルト、脱走防止リード、食器、中敷きマットつき。折りたたみ式なので収納も簡単。すべてのファスナーがロック式のダブルファスナーなので安心して移動ができる。メッシュ素材なので通気性バツグン。
【AMJ】キャリーバッグ
サイズは幅32x奥行45x高さ36cmで耐荷重が5kgと中型猫までのサイズ。耐久性。防水性に優れた生地を採用し、クッションは柔らかい素材。上部と側面はメッシュ加工なので通気性バツグン。航空会社が承認したデザインなので移動が多い方にもオススメ。サイドポケットがついているので小物収納にも便利。
【YJHome】ペットキャリーバッグ
耐荷重12kgまでと体格が大きい猫も安心のゆったりサイズ。側面の透明ボールはメッシュに変更することもできる。折りたたみ式なので収納も便利。小さなサイドポケットがついているので小物収納にも使える。
【Tresbro】猫 移動用キャリー
すべてのファスナーがロック式のダブルファスナーを採用しているので、移動中も安心。耐荷重8kgとほとんどの猫に使用可能。全面メッシュ構造で両面はロールアップできるカーテンつき。どこからでも様子を確認することができ、猫も安心できる構造。骨組みは針金も使用しているので型崩れしにくく丈夫。出入り口は3箇所で折りたたみができるので収納に便利。
安いショルダータイプのキャリーバッグは、ここで詳しくまとめてます
安いキャリーバッグは高い安いで何が変わる?
安いキャリーバッグはシンプルなつくりのものが多いです。
病院へ連れて行くだけであれば、特別な機能は必要ないので安いキャリーバッグで十分でしょう。
それに対して高いキャリーバッグはポケットや収納が豊富だったりと、必要な荷物を一緒に入れて運ぶことができるもの、またキャスターつきで抱えて運ぶのが大変な人に向けた機能がついていたりします。
形はリュック型、ハードケース型など、それぞれの価格帯によって変わりはないので、必要な機能と実際に使用する場合の交通手段などを考慮して選ぶことをオススメします!
かわいくて安いキャリーバッグの相場価格!安いの基準は?
安いキャリーバッグは主に2,000~4,000円程度のものです。
それくらいの値段でもしっかりとした設計で、かつデザインもシンプルなものが多いです。
安くてもドアが複数ついていたり通気性を考えられていたり、人間にとっても猫にとっても使いやすい設計を考えているものがたくさんあります。
中には肩掛けと手持ちの2wayタイプや、クッションマットつきだったりと、付属機能がついているものも。
カラーバリエーションもたくさんあるので、かわいいキャリーバッグが見つかりますよ!
一番は猫が不安にならない、窮屈だと感じないものを選んでください!
短時間とはいえ、病院までの道のりは猫にとって不安な時間です。
安心できるサイズ、形のものを探しましょう。
まとめ
お気に入りのキャリーバッグは見つかりましたか?
毎日使うものではないけど、どうせ買うなら便利なものがいいですよね。
猫の体型や年齢、人間が楽に移動できるものを優先して選んでみてください。
安いキャリーバッグであれば数年使用して劣化したときに思い切って買い換えられるのも大きなメリットです。
ちなみに我が家は猫飼い13年で2代目キャリーバッグを使用しています。
最近は丈夫で手頃な商品が多いので、是非お気に入りのひとつを見つけてみてください!