キャリーバッグのなかでも定番のプラスチックハード型のキャリーケース。
ハードタイプや布タイプなど、数あるキャリーバッグのなかからどのタイプを選んだほうがいいのか悩みますよね。
そんな方にオススメのブラスチックキャリーバッグを選ぶときのポイントと、オススメ商品をご紹介。
プラスチックは丈夫そうだけど普段使いには便利なの?
収納は面倒?
など素朴な疑問を解決します!
是非悩んだときの参考にしてみてください!
猫の安いプラスチック(ハード)キャリーバッグとは
猫用のプラスチックキャリーバッグはその名の通り、プラスチック製のハード型キャリーバッグです。
猫 キャリーバッグ と検索すると上位にでてくる定番の形です。
プラスチックキャリーバッグといっても形やサイズは様々で、なかにはキャスターつきなど移動に便利なものもあります。
そのなかでも安いプラスチックキャリーバッグは、シンプルな形で収納やキャスターなど付属品が付いていないものが多いです。
付属品や機能がなくても、使用するのが病院へ行く際だけだったり、あまり頻繁に使用しない人には不便がなく楽に使えます。
では定番のキャリーバッグを選ぶときのポイントやメリットなど、ほかのキャリーバッグとの比較を含めて詳しく紹介します!
安いプラスチックのキャリーバッグを使うメリット・デメリット
メリット
汚れても掃除がしやすい
プラスチックハードタイプの最大のメリットは、汚れても掃除がしやすいということです。
布製のものはコロコロや軽い拭き掃除しかできないことに比べ、プラスチックの場合は猫の毛も汚れも隅々まで掃除ができることがメリットです。
長年使用しているとどうしても汚れてしまうことに加え、クローゼットなどにしまっておくとほこりや猫の毛が溜まって掃除が大変です。
プラスチックハードタイプは除菌もしやすいので、ペット用おしりふきなどでしっかり掃除をしてあげましょう!
丈夫で揺れに強い
キャリーバッグで移動する際は車を使用する方も多いのではないでしょうか。
プラスチックハードタイプのキャリーバッグは、歪みが発生しにくくしっかりとした構造なので移動中も安心です。
また、出入り口のドアにロック機能を備えている商品も多く、多少の揺れが生じても脱走防止ができるのがポイントです。
商品によって機能や付属品が異なりますので、それぞれのオススメポイントを参考に選んでみては?
車で移動する場合、隣に支えてくれる人間がいないときは後部座面ではなく助手席や助手席足元に置くなど、安定感を重視して移動しましょう。
お互い視界に入る場所に置くのがオススメです!
折りたたみタイプが多い
最近は折りたたみタイプが主流になってきました。
特にプラスチックハードタイプは、販売しているときはコンパクトになっているものが多いですよね。
ほとんどの人が病院へ行くときだけキャリーケースを出すのではないでしょうか。
普段から猫の寝床に使用したり散歩用にしたり、という人を除けば使用頻度は年に数回程度です。
そう考えると折りたたんで収納できたほうが便利ですよね。
ただし、猫は頭がいいので久しぶりにキャリーケースを見ると病院へ連れて行かれる!と思って逃げ回ったりします。
キャリーケースに入ってもらうまで二時間かかる…なんてザラ。
我が家では病院へ行く数日前からこっそり部屋に出しておいて、目を慣れさせるという作戦をとっています。
病院嫌いな猫にオススメです!
デメリット
保温性が低い
プラスチックハードタイプのキャリーバッグは、通気性を確保するためにある程度の空気穴があります。
また布製に比べて床面などは保温性が高くないので、冬など気温が低いときに使用する場合はお気に入りのマットやタオルをしくといいでしょう。
普段使用する分には全く問題ないので、気になる方は是非おうちのタオルなどで快適な空間を作ってあげてください。
布タイプより重い
一般的に布タイプよりもプラスチックハードタイプのほうが重いものが多いです。
布タイプでも収納がついていたり、骨組みがワイヤーだったりと重量があるものもありますが、安いキャリーバッグで比較するとプラスチックハードタイプのほうが少し重いです。
移動するときの重さは猫の体重+ケースの重量なので、ただただ軽さを求める方は商品詳細をしっかり確認して比較しましょう。
おしゃれで安いプラスチックのキャリーバッグの選び方
ゆったりサイズを選ぼう
サイズ選びに迷ったら、少しゆったりと感じるくらいのものを選ぶことをオススメします。
成猫でこれ以上成長しないとわかっていて商品を選んでも、実際キャリーバッグに入ると少し窮屈に見えることも。
短時間の移動であっても、不安な気持ちでキャリーバッグに入ってる猫のことを考えると視界が広いほうがいいですよね。
いくら狭いところが好きな猫であっても、閉塞感が強いキャリーバッグは狭いと不安になるものです。
サイズ感としては薄いマットやタオルも敷けるくらいのゆったりサイズがオススメです。
キャリーバッグの中で方向転換できるくらいのサイズを目安に、すこしゆったりタイプを選びましょう。
折りたたみタイプを選ぼう
年に数回しか使用しない場合は是非折りたたみタイプを選びましょう。
プラスチックハードタイプは組み立てタイプが多いので、その分折りたためるものが多いです。
折りたたみだからと言って作りが弱かったり振動に弱いということはありません。
しっかり手順の通りに設置すれば安定感もバツグンなので、使用頻度が少ない人ほど折りたたみタイプをオススメします!
通気性と猫視点の景色を重視しよう
移動中、猫はどこに連れて行かれるか不安でたまりません。
いつもの部屋から出て嫌いな病院に連れて行かれる、と思うと人間でも不安になりますよね。
キャリーバッグから外を見るとき、視界が広いほうが猫は安心感を得られます。
通気性を確保することはもちろん、猫の視界も確保できるものを選んでください。
外出が苦手な猫ほど、外の景色に気を取られているうちに病院に到着する、という作戦がオススメです!
安いプラスチックのキャリーバッグのおすすめ7選
【OFT】ペットケンネル ファーストクラス
天井部分が開くので暴れる猫も楽々入れることができる。移動中も上から様子を確認できるメッシュタイプ。サイズ展開も多く、猫の体型に合わせてセレクト可能。プラスチックタイプは汚れても簡単に掃除ができるのがうれしい。
【リッチェル】キャンピングキャリーファインダブルドアS
上部と側面のドアから出入り可能で、スモークドア加工なので猫も安心して過ごすことができる。ハンドルの持ち手が幅広く、両手で持つことができるのが特徴。側面ドアは開口部が広く、右開き・左開きのどちらも選ぶことができるので誘導するときも楽ちん。
【N&S】ペット猫犬スーツケース
上下をネジで固定するタイプなので衝撃にも強く安全。航空用としても利用可能なので、旅行にも便利。サイズもS~XXLまで幅広く展開。使用用途に合わせて選んでもOK。
【マルカン】キティキャリー
上部は両開きなので出入りが楽ちん。別売りの「ファン」や「給水ボトル」の取り付けが可能。またインナートレイは取り外し可能なのでいつでも清潔。全体がメッシュ加工なので猫も快適に過ごせる。
【ペティオ】2ドア スマイルキャリー
サイズは2種類展開でMサイズは耐荷重10kgまでとほとんどの猫に対応可。約幅36x奥行58x高さ33cmと奥行きもしっかりあるタイプ。前からも上からも出し入れができるので便利。組み立て式でドアは鉄製なので丈夫。
【アイリスオーヤマ】ペットキャリー 超小型犬・猫用
サイズが4種類あるので猫の体型に合わせせセレクト可能。便利な両開き扉で左右どちらからでも開閉できるのがうれしい。扉だけを外すこともできるので隠れ家としても使用できる。使わないときは分解してコンパクトに収納。
【プチリュバン】ペットキャリーバッグDX50
上窓の開閉ができるので猫の出入りも楽ちん。上部もメッシュ構造なので視界も広く窮屈に感じることなく移動ができる。また中の様子をどこからでも確認できるのが便利。組み立て式だが、使用しないときは解体してコンパクトにすることもできる。
安いプラスチックのキャリーバッグは高い安いで何が変わる?
プラスチックキャリーバッグでも値段によって変わるのは主に「高さ」です。
高いキャリーバッグは全体的にサイズが大きめなのが特徴ですが、安いキャリーバッグでも移動には問題ないサイズなので使用感ではさほど差はないでしょう。
体格が大きい猫の場合は少しでも大きめサイズのほうがいいですが、中型程度であれば安いキャリーバッグでも丈夫さや基本的なつくりは大きく変わりません。
特別な理由がなければ安いキャリーバッグで十分です!
おしゃれな安いプラスチックのキャリーバッグの相場価格!安いの基準は?
安いプラスチックのキャリーバッグの基準はおおよそ2,000~4,000円程度の商品です。
2,000円台の商品でもしっかりした構造で耐久性もあり、軽さも重視した商品が増えてきました。
安いものほどシンプルな構造ですが、収納や付属アイテムを必要としなければ十分使いやすい商品が多いです。
安いキャリーバッグでも最低限必要な機能を選ぶと絞りやすいですよ。
例えば、出入り口が2箇所以上だったりドアのロック機能がついていたりと、それぞれの商品ポイントを抑えて選んでみましょう。
我が家は毎回キャリーバッグに入ってもらうだけで小一時間かかるので、側面だけでなく上からも猫を入れることができる構造のものを使用しています。
猫の体型や性格に合わせて使いやすいキャリーバッグを是非選んでみてください!
まとめ
猫飼いには必ず必要なキャリーバッグの選び方はいかがでしたか?
年に数回とはいえ、使うたびに不便と感じるものは嫌ですよね…
猫をキャリーバッグに入れるときのことも想定して選ぶといいですよ。
猫も快適で、人間も使いやすいキャリーバッグを是非探してみてください!