突然ですが、みなさんの愛猫はすんなりキャリーケースに入ってくれますか?
ほとんど嫌がることなく入ってくれるという猫は圧倒的少数派だと思います。
大抵の子がキャリーに入れようとしただけで大暴れじゃないでしょうか?
我が家のアメショーは圧倒的少数派のすんなり入ってくれるタイプですが、スコティッシュは全力で逃げまくり暴れまくります。
普段寝ているだけなのにこの時ばかりは動きが俊敏になりますね……。
このように飼い主泣かせのキャリーケース事情ですが、どうやったら入るようになるんでしょうか?
ということで今回は
- 怖がる猫のキャリーケースへの入れ方は?
- 猫がキャリーケースを嫌がる理由
- 猫をキャリーケースに慣らせる方法
この3つをご紹介したいと思います!
怖がる猫のキャリーケース(バッグ)への入れ方は?慣らす方法や嫌がる理由も
怖がる猫のキャリーケースへの入れ方は?
キャリーケースに入れるのは本当に一苦労ですよね。
逃げ回るわ暴れるわで飼い主の方が疲れるということに…。
どうやって入れるのがいいんでしょうか?
キャリーの中に餌を入れておく、おもちゃで誘き寄せるなどありますが正直これらは1回だけ使える方法です。
私の経験から言っても2回目以降は使えないと思います。
色々試した結果1番やりやすく、何度やっても通用するやり方は洗濯ネットを用いる方法!
準備するものは
- 猫が入る大きさの洗濯ネット
- キャリーケース
のみ。
タイミングは猫がリラックスしている時がベストですが、そうじゃなくても大丈夫です!(さすがにほかの猫との喧嘩中などは難しいですが…)
【ステップ1】
まず洗濯ネットを身体の後ろに隠しながら猫に近づきます。
このとき不審な動きをせず普段猫に近付くときの様子で、自然体のまま猫に近寄りましょう。
↓
【ステップ2】
猫を撫でてあげます。
頭や顎など触られるのが好きな場所を撫でてあげましょう。
↓
【ステップ3】
猫が嬉しそうに撫でられている時に上からガバッと洗濯ネットを被せます。
上からガバッと洗濯ネットを被せてしまったらこっちのもの。
あとは体勢をちょっと変えながら洗濯ネットのチャックを閉めましょう。
↓
【ステップ4】
洗濯ネットに入れたまま猫をキャリーの中へ入れます。
洗濯ネットに入れてると逃げることも出来ないため簡単にキャリーの中へ入れれます。
猫に近づくことなんて毎日のことであり、飼い主の手に洗濯ネットが見えてなければ猫も不審に思いません。
そのためこの方法は何度でも使えちゃいます!
猫を入れるのに四苦八苦している方はぜひ試して見てください!
猫がキャリーケースを嫌がる理由
そもそもどうして猫はキャリーケースを嫌がるんでしょうか?
答えはとっても簡単!
キャリーケースに入る=病院に行く
という形式が猫の中で出来上がっているからです。
猫は学習能力の高い生き物なため、1度経験したことは覚えています。
実際うちのスコティッシュは最初はキャリーケースの中に自ら入っていったのですが、1度病院に連れていくと入らなくなったため、ケースに餌を設置したところ入ってくれたので病院へ連れていき…としていたら、次また病院に行く時は何をしても入ってくれなくなりました。
そこで新しいキャリーを買うと入ってくれるのですが、新しいキャリーも1度病院へ連れていくと入ってくれなくなるということが!
逆に片手で足りるほどしか病院に行ったことの無いアメショーはちょっとおバカさんなのか最早記憶から忘れ去ってしまっているのか、キャリーに入れるのはとっても簡単です。
キャリーに入ってくれるよ!という猫はあまり病院に行ったことがなかったり愛らしいおバカさんだったりというタイプの子がほとんどだと思います。
基本的には病院に行きたくない猫たちにとってキャリー=地獄の入口のようなもの!
キャリーケースにいい思い出がないから嫌がるんですね。
じゃあもうキャリーに慣れることは無いの?
一生キャリー嫌いなままなの?
と思ってしまいますが、慣らせる方法はありますので続いてご紹介したいと思います!
猫をキャリーケースに慣らせる方法
猫は
キャリーケースに入る=病院=いいことなしの怖いだけ
と考えてるわけです。
なのでその認識を覆せれば慣れてくれるようになります。
そこでおすすめなのが
キャリーに入れて近所を散歩し、帰宅したらおやつをあげる
という方法です。
キャリー=病院だと思っている猫に、キャリーに入れても病院に行くわけではないことを認識させましょう。
散歩と言っても猫を運ぶのは重いので、5-10分程度で十分!
このときうるさい国道などは歩かず、比較的静かな場所を歩きましょう。
猫は耳がいいのでうるさいのは嫌いですし、知らない所へ来ている恐怖もあるので落ち着かせるためにも閑静なところを歩くのがいいですよ!
ちょっと外の空気吸って終わったなと思わせればいいのです。
そして帰ってきたらおやつ!
これをすることによってキャリーに入って散歩するとおやつがもらえると認識してもらえます!
はじめは嫌がることも多いと思いますが繰り返せば慣れてくれるようになる子も多いのでおすすめです。
猫がキャリーを見慣れるように見えるとこに置いておくというのもありますが、たしかにこれはキャリーの中で過ごすことには慣れてくれるもののキャリーに入ることには慣れてくれません。
うちも猫から見えるところにキャリー置いてますが、普段キャリーに入りながら寝たり外を眺めたりしてるものの、いざ病院に連れていこうという時には全く入ろうとしないため、災害時のための訓練といった点ではいいですが、病院に行くときの慣らしという点では不十分。
とはいっても散歩と合わせるとより慣れてくれる可能性は高いので、両方同時に試してみるのがおすすめです!
こちらではオススメの猫用キャリーバッグをまとめているので是非参考にしてみてくださいね!
まとめ
猫をキャリーに入れるには洗濯ネットを使うのが最適!
病院に行くことを気取られることなく、逃げまわられることもなくキャリーまで誘導できるためおすすめです。
そもそも猫がキャリーを嫌がるのは
キャリー=病院に行く
と思っているから!
なのでキャリーに入れても必ずしも病院に行くわけではないことを認識させましょう。
閑静なところを5分程度散歩し帰宅後におやつをあげれば、キャリーに入ることを嫌がらなくなる子が多いですよ!
キャリーの中で過ごすのに慣れさせるなら、普段からキャリーを部屋の中に開放しておくのがいいですね。
飼い主さんの工夫次第でキャリーに入れる手間も減ってくるので頑張りましょう!