平面をてくてく歩く犬と違って猫たちの動きはとても立体的!
あちこち飛んだり飛び移ったりして見ていて飽きませんよね。
そんな運動神経抜群の猫たちですが、それゆえに飼い主としては困ることも…。
よくあるのがカーテン登りじゃないでしょうか?
我が家の猫たちはカーテンを登らないのですが、預かった保護猫はカーテン登りをする子ではじめはビックリしました。
動画の中だけだと思ってた…という感じだったのですが、意外とあることなんですね!
カーテンに傷がつくのはまあいいとしても、カーテンレールが外れたりすると大変なので出来ればやめてほしいもの。
爪が取れなくなったり落ちてしまったり怪我に繋がらないとも言えませんからね!
そこで今回は
- カーテン引っ掻きの防止策!
- カーテンによじ登るのをやめさせる方法は?
この2つをお伝えしていきたいと思います!
猫がカーテンをひっかく時の防止対策
まるのお楽しみの時間
カーテンボロボロだけど、まるが楽しそうだから気にしない😆#猫 pic.twitter.com/IEKFpjh1HP— まる♂ふく♀ (@KtwVk9) September 5, 2019
カーテンがボロボロになるのも悲しいですが、大きな事故になったら大変ですよね。
カーテンの引っ掻きや登るのをやめさせる方法はあるのでしょうか?
カーテン引っ掻きの防止策!
登りはしないものの、カーテンをひっかくということはないですか?
カーテンがぼろぼろになるのも見た目が悪いのでなんとか綺麗に保ちたいですよね。
どうすれば引っかかないようになるのでしょうか?
いくつか防止策をお伝えしたいと思います。
爪とぎを用意する
爪とぎのためにカーテンを引っ掻くこともあります。
そういった子の場合は爪とぎを用意するのが防止策として最適!
爪とぎはちゃんと買っているという場合はそれと猫がカーテンをひっかいている場所を見比べてみてください。
カーテンは縦にも横にも長く広いのでどこでも研げますが、爪とぎだと大きさも研ぐときの体勢も限られます。
猫が二本足で立ちながらひっかいているのであれば、ポールやダンボール爪とぎを壁につけて猫が立ちながら研ぎやすいようにしましょう。
立ちポーズの爪とぎもあるのでこういったものを活用するのもいいですよ。
おすすめの爪とぎも別記事で紹介しているのでよかったら参考にしてください。
窓を開けてる部屋には入れない
空気の入れ替えのために毎日何分かは窓を開けているという方も多いと思いますが、網戸にすれば風によりカーテンが揺れます。
猫は揺れるものを見るとどうしても興奮してしまう生き物です。
カーテンもおもちゃのような感覚で獲物を捕える時のように爪を出しながらひっかいてしまうことが!
なので窓を開ける時は猫をその付近に近寄らせないのが防止としては効果的ですよ。
常に外が見れる場所を用意する
外を見るのが好きな子はとても多いですが、カーテンがあると見れません!
うちの子たちも、窓際のキャットタワーに登りながらカーテンを手で避けたりひっかいて自分の場所にかからないようにして外を見ています。
このように外を見るためにカーテンをひっかくことも多いので、常に外が見れる場所だったり猫が窓近くに行ったらカーテンを開けててあげるとわざわざひっかいたりしなくなるのでオススメです!
その証拠にうちの子たちはカーテンが開いてるとキャットタワーに登っても一切カーテンを触りませんし、カーテンがあっても外を見れる場所だとカーテンと窓の間に入るためこちらもカーテンをひっかきません。
外を見るのが好きな子にはうってつけの防止策だと思います!
自分の愛猫はどんな理由からひっかいているのか、それが分かれば最適な対応ができるはずです!
飼い主にかまってほしいだけでひっかくこともありますが、それも同様に普段から遊んだりスキンシップをとったりすれば注目して欲しいための行動もなくなるので、やはり原因を知ることが大切!
その原因は猫によって様々なので、愛猫の性格や様子から飼い主さんが適当な対策を選んであげましょう。
カーテンによじ登るのをやめさせる方法は?
ひっかくならまだしもうちの子はカーテンに登るの…
なんてことも少なくないと思います!
しつけしたらやめてくれるんでしょうか?
答えはYESです!
しつけの方法はとても簡単なもので、猫が登りたくならないようにすればいいだけ。
猫は非常に学習能力の高い生き物なのでそこを利用しましょう!
猫がカーテンに登ったときに水を吹きかけたり、床や壁を思い切り叩いて大きな音を出すのが効果的!
誰だっていきなり水をかけられたり大きな音がしたらびっくりしますし、びっくりするのは嫌なもの。
猫も同じで水をかけられるのも急に大きな音がするのも大嫌いです。
カーテンによじ登るたび、それをしていけば自ずと『カーテンに登る=嫌なことが起こる』と学習してくれます。
わざわざ嫌なことをされにいく猫もいないため、学習すればもう登らなくなりオススメです!
1つ注意点としては水をかけたり音を鳴らしたのが飼い主だとバレないようにしましょう。
バレてしまえば飼い主が嫌なことをしてくると思われ、猫との関係が悪化してしまう危険もあるのでこっそり隠れながらするのがポイントですよ!
またこのしつけと同時にキャットタワーが家にない方は高さのあるタワーを設置すると、しつけがすんなりいきつつ猫もストレスがたまらずいいことづくめ!
猫は高いところが好きなので、それゆえにカーテンを登ることが多々あります。
カーテンじゃなくとも常に高い位置から周囲を見渡せるキャットタワーを用意すれば自然とそちらを使うようになったり、カーテンに登れない=高いところに行けないストレスもなくなるので非常に便利です。
オススメのキャットタワーはこちら!
すでにキャットタワーがあるという方でもし猫がタワーをあまり使っていないなら、設置場所に問題があるかもしれません。
猫がキャットタワーを使わない理由や対策法については別記事でまとめてますのでこちらも参考にしてください。
カーテンによじ登るのが好きな子なら外を見るのが好きなパターンも多いので、窓辺に設置したり場所を変えてみるのもよじ登り防止にはうってつけですよ!
しつけ自体はとっても簡単なのでぜひ試してみてください!
ただしつけの結果カーテンに近寄らなくなったとしても、高いところに行けないストレスが出てくることもあります。
そうならないために猫が好きな素材・好きな場所に設置するための高さのあるキャットタワーを用意しましょう。
猫にストレスがないようしつけできれば最高ですね!
まとめ
猫のカーテンひっかき防止策は猫がどうしてひっかいているのかによって異なります。
- 爪とぎのためにひっかく子には適切な爪とぎを
- おもちゃだと思っている子には窓を開けてる場所に近付けさせないように
- 外を見たい子には事前にカーテンを開けたり外が見える環境を
このようにするだけでひっかかなくなるのでぜひ参考にしてみてください!
またカーテンに登ってしまう子の場合は猫の学習能力を利用して『カーテンに登る=嫌なことが起こる』と思ってもらい、猫が自ら近付かないようにさせるのがポイント!
そのしつけと同時にストレスがたまらないようキャットタワーを用意してあげるのがオススメです!
対策すれば何とかなることも多いので頑張りましょう!