「うちはキャットフードはローテーションであげてるよ!」
こんな言葉を耳にされた方は割といるのではないでしょうか。
そんなのを聞いてしまうと、
ローテーションってどんなメリットがあるの?
実際のやり方は?
などなど気になることが色々出てきますよね!
私もフードをローテーションする前は、
猫の消化器官に負担がかからないかな?
どれくらいの頻度で移行してあげるのがいいんだろう?
なんて悩んだこともありましたが、実際フードをローテーションしてみたら、たくさんのメリットがありました。
そこで今回は
- キャットフードローテーションをおすすめする理由!
- キャットフードローテーションの頻度や期間は?
- 何種類くらい混ぜたらいい?
- プレミアムフードの組み込み方も!
という点を私の体験とともにご紹介させていただきます!フードローテションを気になっている方は是非参考にしてみてください。
キャットフードローテーションの頻度や期間は?プレミアムフードの組み込み方も!
キャットフードのローテーションをやっている人って結構いるんですね。
みなさんどんな風にローテーションを行なっているかも気になりますね!
今日から新しいごはんも混ぜてローテーション開始。
伊吹さん、いつもと違う匂いにそわそわ🐈゛お手するから早くちょーだい!と片足上げておねだりです。
小さい粒なのでガツガツ食べちゃうかな〜と心配したけど、ゆっくり味わってくれました👌
たくさん食べて逞しく育ってね!#ベンガル #猫 pic.twitter.com/s04Css6ZlR— たけのこごはん (@Mt_TAKENOKO) 2017年2月5日
キャットフードローテーションをおすすめする理由!
まずはキャットフードのローテーションをおすすめする理由から紹介していきます!
食物アレルギーにならないよう維持する
基本的にアレルギーというのは生れながらにして身体の免疫機能が正しく機能せず、無害なものでも身体にとって有害だと誤認識することによって身体に様々な不調を表します。
ですが生まれつきの他にも同じものを摂取し続けることでアレルギーが発症することもあるとも言われています。
大人になって突然花粉症になった!
毎日食べていた大好物なのに突然アレルギーになってしまった!
こんな話はよく聞きますよね。
猫も人間同様にアレルギーになる子がいますので、生まれつきのアレルギーがないのであれば、同じものを食べ続けるよりも色々なフードをバランスよく与えてあげた方が、アレルギー対策にもなりますね!
どんなフードでも食べれるようになる
同じものしか食べ続けていない子は偏食気味になり、別のものを全く食べてくれないことも!
もしいつも食べているフードが生産停止になったら…
もし病気になって療法食しかあげることができなくなったら…
そんな時に同じものしか食べておらず違うフードは一切口にしない、そうなってしまうと困りますよね。
病気になんてなってほしくはないですが、もしそうなってしまった時のことを考えて普段からいろんな味に慣れさせて、何でも食べれるようにしておくと、いざというときに困りませんね!
食事を飽きさせないようにする
この記事を読まれている方は愛猫にあげる食事にも気を遣っている方が多いのではないでしょうか。
そんな飼い主さまの猫ちゃんたちはきっとグルメな子が多いと思います。
猫も同じ食事ばかりだと飽きてしまう子が多いんです!
あんなに好きだったのに、最近あんまり食べてくれない…病気でもないのになぁ…そんな経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
定期的に違うフードをあげることで猫たちが飽きて食べなくなる前に味覚を刺激してあげることができます!
食べなくなってからフードをころころ変えてしまうと、嫌なものは食べなければすぐに違うものが出てくると学習してしまい、逆に偏食してしまうこともあります。
猫たちに楽しいフードライフを提供するためにも定期的にローテーションすることをオススメします!
今のところ我が家の猫はアレルギーになることもなく何でもよく食べ、飽きは来ていないようですので、ご参考になれば嬉しいです!
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キャットフードローテーションの頻度や期間は?
ローテーションすることのメリットはわかったけど、「実際どういう感じですればいいの?」と思われた飼い主さま!
そうなんです!
フードローテーションは正しくやってあげないと返って猫たちに負担をかけてしまうことにもなりかねません。
まずフードローテーションの重要なポイントですが
- フードは3ヶ月以上の単位でローテーションする
- ほかのフードに切り替えるときは1週間から10日間ほどの時間をかける
これは絶対に守ってください!
まず色々なフードをごちゃ混ぜにしてあげるのはNGです。
フードによって含まれる栄養成分も異なるため、色々なフードをまとめてあげると正しく栄養が摂取できない可能性があります。
最低3ヶ月は1つのブランドのフードだけを与える
1つのブランドのフードを最低3ヶ月は与えましょう!
これは与えているフードの栄養や効果などが身体に影響してくるのに3ヶ月ほどかかると言われているためです。
また、3ヶ月以内に猫が飽きてきたとしても同じフードを与えてください。
飽きるたびにフードを変えていると嫌いなものを何も食べない子になってしまい、いざ療法食を食べなければならない時などに困りますよね。
せっかく猫のためを想って選んだフードなので、その効果は十分に発揮させましょう!
フードの切り替え期間は1週間から10日程かける
次にほかのフードに切り替える時ですが、いきなり違うフードにすると胃腸がびっくりして体調を崩してしまうことがあるんです!
そうならないためにも1週間から10日間ほどの時間をかけて、今食べているフードと次のフードを混ぜながら徐々に移行してあげましょう。
我が家の猫は4ヶ月に1度の頻度で次のフードに移行していますが、猫たちに不調が現れたことはありませんよ!
何種類くらい混ぜたら良い?プレミアムフードの組み込み方も!
フードは3種類前後をローテーションさせましょう。
種類の選択はそれぞれ別の素材を使ったものを選んだり、夏は暑くて冬は寒くて動かないなあという時にはカロリーを抑えたものを選んであげたりするといいですね!
混ぜるフードはアレルギーにならないため、またそれぞれのブランドのいいところを取り入れるために出来るだけ素材や特徴が被らないものを選んであげるのがおすすめです!
我が家はナウフレッシュのフィッシュとギャザー、オリジンでローテーションしています。
- ナウフレッシュはフィッシュのみを使用したレシピでリンの含有率が低い
- ギャザーはオーガニック原材料を多く含んでいてチキンがメイン
- オリジンはお肉もお魚も含んでいて高タンパク
といった風にそれぞれ特徴が異なるものをあげています!
それぞれのフードのレビュー記事も書いていますのでよかったら参考にしてみてください。
あげてみたら猫ちゃんには超好評だったけど金銭的にずっとプレミアムキャットフードは難しい…ということもあるかと思います。
そんな場合でも3ヶ月だけならあげられると思うので、ぜひローテーションメニューの1つとして組み込んでみてくださいね。
まとめ
今回はキャットフードのローテーションについて紹介させていただきました。
キャットフードローテーションのメリットは
-
食物アレルギーにならないよう維持する
-
どんなフードでも食べれるようになる
-
食事を飽きさせないようにする
などがありましたが、正しい方法でしないと逆に猫に負担をかけてしまったりフードの栄養が行き渡らないこともあります。
3種類程度のキャットフードで、出来るだけ素材や特徴が被らないものを選んであげましょう。
そして、大切な猫ちゃんのためを思ってのフードローテーションですから、逆に猫ちゃんの身体に負担にならないように
-
最低3ヶ月は1つのブランドのフードだけを与える
-
フードの切り替え期間は1週間から10日程かける
ということに気をつけてくださいね!