猫を育てていると、病気はもちろん健康診断など動物病院を訪れる機会は多々ありますよね。
ですが動物病院はいい病院といまいちな病院があるのも事実!
猫の様子がおかしくて行ったものの、病院の対応に疑問を持つことだってあると思います。
そんなときはどうしたらいいんでしょうか?
最近は動物の世界でもセカンドオピニオンなんて言われますが、効果や必要性はあるんでしょうか?
そんな動物病院の対応やセカンドオピニオンについて今回は
- 猫の獣医の対応が悪い・信頼できない時はどうする?
- セカンドオピニオンの必要性とは?
この2つをお伝えしていきたいと思います!
はじめての病院選びにはこちらの記事も参考にして見てください。
猫の初めての動物病院(医師)選び方!必要なものやマナー•注意点も
猫の獣医(動物病院)の対応が悪い•信頼できない時はどうする?セカンドオピニオンの必要性について
猫を病院に連れていく時は基本的に何かしらの症状があって、その原因と改善法を求めて行くわけですよね。
なので飼い主としては触診はもちろん必要ならあらゆる検査をしてきちんと診てほしいし、診断名とその診断に至った理由を知りたいもの。
ですが場合によってはかかりつけ獣医の対応に疑問を感じることもあるはずです。
この記事をご覧頂いてる方はまさに今そんな状況にあるんじゃないでしょうか?
こんな時はどうするのがいいんでしょう?
さっそくお伝えしたいと思います!
猫の獣医の対応が悪い・信頼できない時はどうする?
- 医師の説明に納得できない
- 治療法を進めているものの快方に向かわない
- 診察内容に不満がある
このように飼い主が不安・信頼できないなと感じるような診察であれば転院して主治医を変更する、またはいわゆるセカンドオピニオンにかかるのが1番!
いくらかかりつけの主治医に疑念があっても獣医師ではない飼い主の場合、自分で診断することも検査することも出来ないのでそこはプロに再診断してもらうのが確実です。
それでも診断内容が変わらなければそれはそれで安心できますし、診断内容が異なるのであればより自分が信頼できると思う治療法を選択できます。
ただ注意したいのが転院とセカンドオピニオンは別物!
転院は完全に主治医を別の動物病院の医師にしてしまうことですが、セカンドオピニオンはあくまで主治医はかかりつけの動物病院の獣医であり、それを踏まえた上でより専門性の高い医師にも診察・治療法を伺うものです。
このように転院とセカンドオピニオンは似たようで異なるものなので、注意したい点が異なります。
転院するときは
- かかりつけではどのような治療法を勧められたのか
- 治療法に疑問があるのはなぜなのか
- 治療を進めたその後の状態はどうなのか
こういったことを飼い主自身が詳しく説明する必要があります。
これに対してセカンドオピニオンでは
- かかりつけの獣医からより専門性の高い獣医へ、データや診断内容や現状などを客観的に詳しく伝えてもらう
これを主治医に行ってもらう必要があります。
早い話が人間で言うところのかかりつけ病院から大学病院への紹介みたいなものです。
どちらを選択するかは飼い主さんとかかりつけ病院の関係性(獣医と物凄くそりが合わないなど)やその獣医への信頼感に左右されるところだと思うので、飼い主さんが決めてあげてください。
いずれにしてもかかりつけの獣医に不安や疑問が沸いた時は別の獣医に診断してもらう、このようにしてより猫にとっていい治療法を選んであげましょう。
正直セカンドオピニオンは言い出しにくいですよね。
『診断内容が信用出来ない』とそのまま言われてる感覚になる獣医もいるでしょうし、伝え方は難しいところ。
そんなこともあって思いのほか転院を選ぶ人が多いんだと思います。
ただ専門性の高い獣医に診てもらえる可能性が高いのも事実なので、猫の状態が気になる・ひどいようならセカンドオピニオンを受診するのが最良だと思います。
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セカンドオピニオンの必要性とは?
一昔前は耳にしなかったセカンドオピニオンですが、そもそもなんのために必要なの?絶対した方がいいの?と思ってしまいますよね。
必要性で言うならマストではないけど治療に疑問があるならした方がいいです!
その理由はいくつかあるので見ていきましょう!
獣医によって知識に差がある
人間でも同じですが、町の獣医はあらゆる病気に満遍なく対応出来ることが求められる一方で一部の診療科に特化している人は少ないです。
それに対して一診療科を専門としている獣医なら、その分野についての見識が広く深くあります。
そうでなくとも医療の世界は日毎に進歩を続けているので、医師によって知っていること知らないことなど異なる場合も多々あります。
なのでより効果のある治療がしたい・他の治療法を知りたいと思うなら専門的な獣医の意見を聞いた方がいいです!
獣医によって治療方針が異なる
知識に差があることと似ているように思いますが別!
たとえ同じ程度の知識があったとしても、獣医が選択する治療方針は異なる場合があります。
わかりやすく言うと人が病気になったとき、医師によって延命治療を進める人もいれば進めない人もいますが、こういうことです。
なので自分の考えに近い獣医の治療法を模索するためにも別の獣医に診断してもらうのはいいメリット!
医療設備の違いがある
病院によって置いている設備には違いがありますよね。
その違いによって患者である猫に対して提供できる治療範囲が異なります。
設備がないために治療できないのであれば、より設備の整った病院で治療を進めた方が猫の健康のためにも最善です。
このような理由からセカンドオピニオンは必須と言うわけではありませんが、治療に疑問や不安があるのであればした方が良いものといえます。
猫と飼い主にとって最適な道を選ぶためにも複数の見解を知るのはとても良いメリットですね!
はじめての病院選びについても別の記事で解説しているのでこちらの記事も参考にして見てください。
猫の初めての動物病院(医師)選び方!必要なものやマナー•注意点も
まとめ
かかりつけの病院での診断に信頼がおけない場合、転院またはセカンドオピニオンをお勧めします!
転院は飼い主が猫の今までの状態などを詳しく話す必要があるのに対して、セカンドオピニオンは獣医師同士の紹介や連携が必要となり、この2つは別物であることに注意しましょう。
また昨今よく言われるセカンドオピニオンですが、以下のような理由から治療法や診断に不安があるなら必須ではないもののした方がいいといえます。
- 獣医師によって知識に差がある
- 獣医師によって選ぶ治療法に違いがある
- 動物病院によって提供できる医療範囲に違いがある
猫も飼い主も安心して治療に専念できるよう、不安材料は可能な限りなくすようにしたいですね!